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前川孝雄の名言78件

部下が上司と接するときは、「上司の立場や思考を把握しておくこと」が大前提です。上司が会社から何を求められているか、仕事の進め方やチーム運営においてどんな優先順位をつけているかを部下が理解していないと、上司に自分の意見を聞いてもらうのは難しくなります。
上司が上から生産性の向上を求められているときに、部下が時間やコストのかかる新しい企画を提案しても、通らないのも無理はないでしょう。逆に、上司が上から新しいチャレンジやイノベーションを期待されているときであれば、同じ企画でも通りやすくなります。上司を動かしたいなら、その人が上からどんな指示やプレッシャーを与えられているかを知っておくことがカギになります。
上司よりもさらに上流にいる人たちが何を考えているのかを知る努力が必要です。動かしたい相手が課長だとしても、会議に出たときは、その上にいる部長の発言に注目し、部長と直接会話をする機会を増やすなどして、「上司の上司」が何を考えているのかを把握しておくと、結果的に課長とのコミュニケーションも円滑になります。
自分が上司の立場であれば、持っている情報をできるだけ部下にオープンにすべきです。上司と部下の最大の違いは「組織内情報量の差」です。ですから、上司と部下の持つ情報量を同じにすれば、お互いの考えも自然と同じようなものにまとまっていくし、意見が対立することも少なくなります。
単に「経費を削減しろ」と言われれば部下も反発したくなりますが、「会社全体の売上げに対する販売管理費の比率が高すぎるので、経営層から現場の経費を削減するように言われているのだ」と明かせば、部下も納得するでしょう。
何より重要なのは、対上司であれ対部下であれ、「まずは相手の意見を聴く姿勢を示す」ということ。とくに、部下が上司と良い関係を築きたいと思っているなら、普段から「相談する姿勢」を見せることが大事です。「この問題を解決するには私だけでは力不足なので、ぜひお力を貸していただけませんか?」と頼られれば、上司も悪い気はしないものです。
上司から可愛がられる部下になるには、“相談上手”になるのが秘訣です。企画や意見を通したいときだけでなく、日頃から相手との距離を縮める努力をしておくことが大事です。
怒りっぽい上司に反論をしても、火に油を注ぐだけ。感情に感情で応じるのは得策ではありません。もし上司が怒り出したら、たとえ理不尽な理由であっても、とりあえずは聴く姿勢を見せるのが賢い対応でしょう。いくら感情的な人でも、24時間ずっと怒り続けることはできませんから、しばらくすれば本人もだんだんと頭が冷えてくるはずです。
部下のやる気を引き出すには、「内発的動機づけ」が必要です。特に今の若手は、年配層と比べて昇級や昇格などの外発的動機に魅力を感じない世代なので、仕事の意味づけをして内発的動機を与えることが重要となります。
自分の企画や意見を通したいときは、「私」という主語を入れて話しましょう。「データや数字から見て、こうあるべきなのだ」と客観的な話し方をするのではなく、同じデータや数字を示したとしても、「だから私はこう思います」と主観的な話し方をします。そして最後に「部長はどう思われますか?」と相手の意見を問いかけるひと言を添えること。「自分の意見は絶対に正しい」と決めつけないことが、相手から余計な反感を招かないコツです。
「提案を通していただいてありがとうございました」とお礼を言うのを忘れずに。次の提案をしたときも、上司が前向きな決断をしやすくなります。
上司がやるべきなのは、「仕事のやり方」を具体的に指導すること。たとえば1週間のスケジュールを提出させて、「月曜に2時間かけている会議の議事録作りはやめていいよ」と「やらなくていい仕事」を洗い出したうえで、「代わりに客先への訪問時間を2時間増やして」などと仕事に優先順位をつけてください。
今の時代のマネジメントは、昭和の時代よりもはるかに難しくなっています。仕事に対する価値観や雇用形態が多様化し、「上意下達」の指示命令ではなく、一人一人の感情に働きかけるコミュニケーションが求められる時代になっているからです。
奥さんや恋人に悩みを相談されたとき、一生懸命アドバイスをしたあげく、「そんなこと聞きたくて相談したんじゃない」と逆ギレされた経験はありませんか? 女性が求めているのは「助言」ではなく「共感」。男性マネジャーは部下を育てるために、助言をして、問題解決をして……と考えがちですが、当の女性社員は「私のことをわかってくれていない」と心を遠ざけてしまうだけなのです。
部下に仕事を振るときは、なぜ、その仕事を与えるのかチームの中での役割や意味も併せて説明し、「こんな貢献がチームにできる」「あなたのいいところを成長させることができる」と、仕事を与える目的を対話の中で気づかせるようにしなければなりません。
相手の年齢にかかわらず、声かけで大事なのは具体性です。
部下が失敗してしまったときは頭ごなしに叱るのではなく、プロセスに注目して「こはよかった」といいところをまず評価して、それから後、「ここを改善すれば、あなたなら結果を出せるはず」と悪かった点を指摘する。成功した場合も同じです。
男性は長期レンジでキャリアを考えますが、女性は短いスパンで考えます、そもそも時間軸が合っていないことが、30代の女性社員と男性マネジャーのすれ違いの原因です。
不安や障害があったとき、「優しい」上司は負荷を下げてしまいがちですが、これは絶対にやってはいけない。成長を期待するのなら、プロセスと時間的裁量は任せて、打開策を自分で考えさせるよう支援することが大切。
仕事を抱え込んでしまう人に共通するのは、真面目で責任感が強い人たちだけに、「頼み下手」「人に任せるのが下手」であることです。
「後輩や部下に任せても期待するアウトプットが出てこないし、仕事が進まない。だから自分でやってしまったほうが早い」という考えは間違っているわけではありませんが、そのやり方を続けている限りは、いつまでも自分一人でできる範囲以上のことができるようにはなりません。
部下や後輩に仕事を任せられない人が乗り越えるべき2つの壁
後輩や部下への期待値が高すぎること。
まずは、言葉は良くないかもしれませんが、相手への期待値を下げる必要があります。
相手のできない部分ばかりが目につき、相手に自分のやり方を押しつけてしまうこと。
相手は「やらされ感」を感じるためにやる気を失い、思考を止めてしまいます。言われたことを言われたとおりにしかやらない後輩や部下ができあがってしまうのです。
もし、相手に10のアウトプットを期待して、6が返ってきたとしたら、「6だなんて、まだまだダメだ」と減点法で考えるのではなく、「6もできたのか、すごい!」と相手を褒めるようにする。あるいは10のアウトプットが欲しいのなら、相手にはそれよりも高いレベルの15の期待値を示しておく。そうしてようやく、期待する10のアウトプットが得られると考えるくらいでちょうどいいのです。
後輩や部下が自ら動くように働きかけるコツは、「作業」を任せるのではなく、「仕事」を任せることです。たとえば、新人の後輩に「この資料を10部コピーして」と指示するのは、作業を任せているだけです。それに対して、「課長と主任が10人集まって会議を開くから、そのための資料を用意しておいて」と目的とセットで伝えれば、新人は「課長が出席するなら、縮小コピーでは見えづらいかもしれないな」と自分でコピーのやり方を工夫するでしょう。これが「仕事を任される」ということです。
後輩が自分で考え、やる気を持って仕事に取り組めるような指示を出すのも、リーダーの重要な仕事です。
状況を変えるには、上司との対話が必要です。とはいえ、いきなり「この仕事は現場の実情に合わないので、できません」としてしまうのは、上司の反感を買うだけです。大事なのは、この仕事の上流工程での目的は何か、上司のさらに上司からは何を求められているのか、といった背景や意図を聞くことです。そうするなかで、「上からの要求を返すには、いま私が抱えているこちらの仕事を先に進めたほうがいいですよね」のように優先順位を含めた建設的な議論や交渉が可能になります。
仕事を抱え込みがちな人は、自分の癖や習慣を見直してみることも必要だと思います。たとえば、普段の仕事の中には、なんとなく続いている会議やミーティングが意外に多いのではないでしょうか。無駄と思える仕事も抱え込んでしまうのが、抱え込み癖のある人の特徴なのです。
習慣を見直すときの基準は、「何のためにそれをやっているのか」を考えること。自分が求められている役割や、やらなければならない仕事に立ち返ったときに、「私がこの会議に出るよりも、こちらの仕事を優先させたほうがチームに貢献できますよね」と伝えることができれば、上司やチームメンバーとの間に軋轢を起こすことなく相手を説得できます。限られた自分の時間を有効に使うためには、周りの人を味方につけて、自分の思惑を通すためのコミュニケーションや交渉も必要です。
上司や部下を巻き込んでいく政治力、つまり「根回し」が、30代の人たちに一番求められている能力ではないかと思います。根回しというと、自分の思惑を通すための打算的な行為のように感じるかもしれません。しかし、自分のやりたいことを事前に伝えるとともに、相手が受ける恩恵を最大化させ、かつ相手が被るデメリットを補う方法を考えて伝えることでもあります。相手が自分事として捉えられるよう考えながらコミュニケーションするのが、本物の根回しなのです。
周りの人を巻き込むのが上手な人は、「この仕事はあなたの成長につながるよ」と相手を主語にして話すのが上手です。相手が率先して仕事を担ってくれるので、自分の仕事がどんどん楽になっていくのです。
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