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田坂広志の名言78件

知識社会で活躍するのは、書籍や論文に書かれた「専門的な知識」を豊富に持った人ではなく、言葉に表せない「職業的な智恵」、すなわち、スキルやセンス、テクニックやノウハウなどを持った人であり、さらには、マインドやパーソナリティなどの「人間力」をもった人なのです。
高い「知能」を持つということが、深い「知性」を持つことを意味しません。また、豊かな「知識」を持つということが、深い「知性」を持つことを意味しません。従って、高い「学歴」を持つということが、深い「知性」を持つことを意味しないのです。
「腹決め」と「割り切り」は全く逆の言葉なのです。端的に言えば、「割り切り」は、難しい問題から逃げて、心が楽になろうとしている。それに対して、「腹決め」は、その瞬間の決断は下すが、その決断の後も、その問題を心に把持し、考え続け、決して心が楽になろうとしない心の姿勢だからです。
「知能」の高い人物が「答えの無い問い」に直面すると、問題を単純化し、二分法的に考え、心が楽になる選択肢を選び、その選択を正当化する理屈を見つけ出す。「知能」の高い人物は、しばしば、その方向(「割り切り」)に流される。
世の中には、多くの「書物」を読み、該博な「知識」を身につけた人物を、「知性」を身につけた人間と思い込む傾向があります。しかし、実は、どれほど該博な「知識」を身につけても、それが「知性」を身につけたことを意味するわけではないのです。
一人のプロフェッショナルとして歩むために、相応の「知識」を身につけることは、絶対に必要です。しかし、書物を通じて、どれほど豊かな「知識」を身につけても、それは、「経験」を通じて獲得される「智恵」ではない。プロフェッショナルを目指す人間は、まず、そのことを、深く理解すべきでしょう。
世に溢れる「プロフェッショナル論」の本は、それが真っ当な本であるならば、「いかに楽をしてプロフェッショナルになることができるか」を語ることはないのです。それが真っ当な本であれば、「プロフェッショナルになるためには、どのような苦労を積むべきか」を語っています。
永年の「経験」を積むことによってしか掴むことができない「智恵」には、「いかに速く、いかに大量に、いかに効率よく学べるか」という秘訣は存在しないのです。せいぜい、普通ならば「十年の経験」を積まなければ身につかない「智恵」を、何とか「三年の経験」で身につけるという特殊な修業が存在する程度です。
世に「石の上にも三年」という言葉がありますが、せめて三年、一つの経験を積む修業に徹するという覚悟がなければ、「プロフェッショナルの智恵」を掴むことはできません。
実は、人間の精神は、歳を重ねるにつれ、エネルギーを高めていく。しかし、我々が意識と無意識の境界で抱いている「人間の精神は、歳を重ねると、エネルギーが衰えていく」という強固な「固定観念」によって、実際に、我々の精神は、歳を重ねるに従って、エネルギーが衰えていくのです。
「精神のエネルギー」というものは、誰でも、多少の修業を積むだけで、歳を重ねても高まっていくのですが、残念ながら、多くの人々が、その修業を行っていないのです。過去一ヶ月の間に、「あの時間は、徹底的な精神の集中を求められた、真剣勝負の時間であった」という時間を、どれほど持っているでしょうか?
人間の能力というものは、「100」の能力を持った人間が、「90」の能力で仕事に取り組んでいると、その仕事を、たとえ「1000時間」行ったとしても、確実に、力は衰えていく。
もし、「100」の能力を持った人間が、自身の能力を高めていきたいと思うならば、「110」や「120」の能力が求められる仕事に集中して取り組む時間を、たとえ「毎週数時間」でよいから持たなければならない。逆に言えば、その「毎週数時間」を持ち続けるならば、確実に、能力は高まっていく。
「知性」とは、容易に答えの見つからぬ問いに対して、決して諦めず、その問いを問い続ける能力のことです。ときに、生涯を賭けて問うても、答えなど得られぬと分かっていて、それでも、その問いを問い続ける能力のことです。
我々の精神は、その容量を超えるほど難しい問題を突き付けられると、その問題を考え続けることの精神的負担に耐えかね、「割り切り」を行いたくなる。問題を単純化し、二分法的に考え、心が楽になる選択肢を選び、その選択を正当化する理屈を見つけ出す。しかし、精神が「楽になる」ことを求め、「割り切り」に流されていくと、深く考えることができなくなり、「答えの無い問い」を問う力、「知性」の力が衰えていく。
話術の一つの要諦は、言葉を「粒」のように話すことである。
「智恵」とは、「言葉で表せないもの」であり、「経験」からしか掴めないもの。
「知識」とは、「言葉で表せるもの」であり、「書物」から学べるもの。
「知能」とは、「答えの有る問い」に対して、早く正しい答えを見出す能力のこと。
「知性」と呼ばれる能力の核心は、「経験」を通じてしか身につかない、人間としての極めて高度な能力(であること)なのです。
「知性」とは、「答えの無い問い」に対して、その答えが容易に得られぬと分かっていて、それでも、その問いを粘り強く問い続ける能力のことです。
「知性」の本質は、「知識」ではなく、「智恵」である。
部下は上司の鏡
「個性」というものは、他の「個性」との対比において見い出せるものであり、他の強烈な「個性」との格闘を通じてのみ、磨き出されてくるものだ。
生き方としての成功
あなた自身の唯一無二の何かを探しなさい。
あなたにとっての成功とは何かを定義しなさい。
成功者は常に「個性的」である。
ビジネスの現場においては、「人間」こそが最大の「説得力」なのです
「論理」を語りたがる人間は、論理的に考えることができるという優れた能力を持つ反面、 ともすれば「自己中心的」になってしまうという過ちに陥るのです。
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田坂広志(たさか ひろし, 1951年-)は、シンクタンク・ソフィアバンク代表。社会起業家フォーラム代表。多摩大学大学院教授。 1951年生まれ。1974年、東京大学工学部卒業。1981年、東京大学大学院修了。工学博士。同年民間企業入社。 1987年、米国シンクタンク・バテル記念研究所客員研究員。 1990年、日本総合研究所の設立に参画。民間主導による新産業創造をめざす「産業インキュベーション」のビジョンと戦略を掲げ、10年間に異業種企業702社とともに20のコンソーシアムを設立・運営。異業種連合の手法によりベンチャー企業と新事業を育成する。事業企画部長、取締役・創発戦略センター所長を歴任。現在、日本総合研究所フェロー。
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