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斎藤茂太の名言376件

よく「コロンブスの卵」のような発見だ、という。あまりに当たり前すぎて誰も試みなかった方法で成功することだ。だが、これは偶然を意味しない。さまざまな発想を繰り返し、あの手この手を試したあげく、ふっと思いつく方法。それがコロンブスの卵なのである。
行き詰まったら、裏返したり、上下をひっくり返したりして、ものごとをあらゆる方向からチェックしてみよう。そうすれば、必ず、新しい把手(とって)が見つかるはずだ。
化学とか物理学など理詰めの学問だと思われている分野でさえ、研究の糸口は空想に近いイメージを自由奔放に羽ばたかせることから始まるのだ。われわれ一般人の仕事も同じではないだろうか。
豚もおだてりゃ木に登るし、一度、登ってしまえば、二度目からはおだてられなくても登れるようになり、気がつけば、新しい世界が開けていたりする。未知の世界の扉も、一度開けてしまえば、もう未知ではなくなるのだ。
どんなに落ち込んだときでも、「自分にはダメなところもある」と部分否定に止めておいてほしい。逆に見れば、それ以外は、「いい部分」だから、希望はつながる。望みを捨てなければ、不得意なことでもなんとかなる。
どんなに給料や条件がよくても、本質的に好きになれない仕事は、いずれ立ちゆかなくなる。給料が他よりいいからとがまんしていても、その会社の業績が傾き、条件面が変わってしまったら、その仕事に対する思い入れも急速に失ってしまうだろう。
「好きな仕事」「自分のやりたい仕事」の場合は、多少給料が安くなろうが、条件が悪くなろうが、仕事を続けることができる。好きな人であれば、いくら欠点があっても、その人を愛しているという気持ちがあるかぎり、ずっとつきあっていられるのとおなじである。
相手に対する要求水準を最初から低めに設定しておくことは、人間関係をスムーズにするいちばんの方策だ。50パーセント満足できればいいと腹を決めてしまおう。ずっとラクになる。
どうやらお金とは、へそ曲がりなところがあるらしい。「カネ、カネ、カネ」と騒ぎ回っていても、ちっとも集まらない。ところが、「カネは二の次、三の次。とにかく私はこれをやりたいんだ。社会に伝えたいんだ」と真摯(しんし)になると、それまで姿を見せることがなかったお金が、どこからともなく集まってくるのである。
贅沢な体験は、心を豊かにする。それから、本物の強みを教えてくれる。本物を知っていれば、感性や発想は自然に本物を求めるようになり、やがて、人となりまでが本物の輝きを放つようになるものなのだ。
「いまの悩みは明日もまた続くだろう」などと不安に思わないことだ。今日と明日はまったく別の日なのだ。「こんなにつらいのは今日だけだ」と思ってほしい。そう思ったほうが、悩みをブレークスルー(突破)しやすくなる。
不思議なことに、一人歯を食いしばって、まわりに迷惑をかけなかったはずの人よりも、助っ人を頼み、まわりに迷惑をかけた人のほうが、仲間の人気もあり、仕事のできもよかったりするものなのだ。
どうして本を読むのか。それは、物事を「相対的」に見るために必要だから。読書によって、自分を客観視する脳が鍛えられる。さまざまな事例やさまざまな人の心を読書によって感じとれるようになり、意識的か無意識的かは別にして、自分と照らし合わせることができるようになる。だから、大切なんです。
問題は解決できませんでした、課題をあきらめました、という場合だって、それはトラブルが解決したことだと私は思う。なぜなら、「その課題は解けない」という答えを得たことになるからだ。
自分を上機嫌に保つコツは、実は二つしかない。一つは、他人と自分をくらべて、どうのこうのと思わないようにしていることだ。もう一つは、お金が足りないかもしれないとか、あの一言はひどいなあとかいうような心を暗くすることは、できるだけ忘れてしまうようにすることである。この二つを身につけるだけで、人生の悩みのほとんどは消えてなくなってしまうに違いない。
(能力の)不足を自覚すれば、人さまに迷惑をかけまいと知恵が働くようにもなる。人によっては、不足を克服しようとするエネルギーが人生を推進することもあるだろう。
楽しみの種をたくさんもとう。楽しみの種をたくさんもっていると、何歳になっても駆り立てられるものにこと欠かない。そして、行動する気力、楽しむ心も、けっして涸(か)れることがない。
人は人、自分は自分だ。自分が本当にやりたいこと、ほしいものを目ざして進んでいく。それが人生の成功というものだ。そう気づけば、他人の動向など、あまり気にならなくなる。
(人間にとって)犬や猫は、自分本位に愛することができる。犬や猫にも感情や意思はあるけれど、人間のほうが絶対的に有利なのだ。ペットの気持ちを斟酌(しんしゃく)するといっても、しょせんは人間の都合である。
極端ないい方だが、絶対者がもたらす慈悲と、対等な関係での思いやりとは違うのだ。ペットブームは、人間同士の対等なつきあい方ができなくなっている象徴なのではないだろうか。
毎晩、寝る前に、「リセット」することを習慣にしてしまってはどうだろう。リセットすれば、どんな日であれ、その日は終わり。悩みもトラブルも、失敗やいさかい、ゴタゴタ……すべてを取り消しにしてしまう。
現状が苦しくてたまらないなら、しばらく考えることはヤメてしまうという手もある。そうして、とにかく、日々を淡々と生きていくことだ。気がつけば、あなたはきっと、最もつらいところを抜け出しているはずだ。
生まれ落ちた以上、自分と向き合いながら、生きていくほかはないのだ。それならば、せめて自分には、常に上機嫌で向かい合うようにしたほうがいい。自分のいいところだけ認め、悪いところは気にしない。「忘れてしまう路線」でいけばいいのだ。そうすれば、自然に「自分はまあ、これでいいのだ」と思えるようになり、だいたいは上機嫌を保てる。
そうあってほしい100パーセントの世界から、少し引いた60パーセントや80パーセントで生きていこう。「足りない」という焦燥感や不満がなくなり、ゆとりや柔軟性が生まれてくる。
できれば、失敗をした場合さえも、人はできるだけほめるほうがよい。誰だってほめられてイヤな人間はいない。それどころか、ほめられているうちに自信がよみがえり、その自信が新たなやる気を引き起こしていくものなのだ。
できる人間は食事の仕方がきれい。食事の仕方を見ながら、相手の人格をチェックすることもできる。朝食をしながらのモーニング会議やビジネスランチは、そうしたチェックの場でもある。
「つまらない」といっている間は、仕事はけっしておもしろくなることはない。目の前にあるものから、おもしろさを発見できるかどうか。偏差値が高いか低いかよりも、人生では、こちらの能力のほうがずっと大切だし、役に立つものだ。
ニートたちがこぞって口にするのが、「したいことが見つからない」というセリフである。私はそうではないと思う。ニートたちは目を閉ざしているだけだ。すぐ目の前にある「したいこと」を見ようとしないだけなのだ。だから、とにかく、少しでも心が動くものに全身でぶつかってみることをすすめたい。
人生に行きづまり、自分を見失いかけたときほど、なにか行動を起こしたほうがいい。立ち止まってしまえば、ますます立ち遅れ、そのためにさらに自信喪失という悪循環に陥るからだ。
以心伝心で思っていれば伝わるというのは傲慢だ。思いは形にしてこそより強く伝わるものだし、十分わかっていたとしても、形になるとあらためて思いの深さをしみじみ感じるものなのだから。
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斎藤茂太(さいとうしげた、男性、1916年3月21日-)は、日本の精神科医で医学博士。作家としても知られる。愛称はモタさん。 歌人で精神科医の斎藤茂吉の長男として東京に生まれる。作家の北杜夫は弟、斎藤由香は姪に当たる。 東京府立第八中学校(現在の東京都立小山台高等学校)を経て明治大学文学部、昭和大学 昭和大学医学部を卒業し、慶應義塾大学医学部にて精神医学博士号を得る。 医師として斎藤病院名誉院長、日本精神病院協会名誉会長、アルコール健康医学協会会長を務める傍ら、作家としても活躍し、現在、日本ペンクラブ理事、日本旅行作家協会会長を務める。旅行、飛行機好きとして知られ、弟の北杜夫が斎藤家の歴史に取材して執筆した長編小説『楡家の人々』でも、彼をモデルとする人物が少年時代から飛行機に熱中している様が活写されている。旅行や旅客機、客船についての著書も多く、日本航空のファーストクラスのコマーシャル テレビCMに出演した経験もある。
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