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土井英司の名言38件

ストーリーの世界では、感動できる話には、二種類しかないと言われています。「穴に落ちるストーリー」と、「穴から這い上がるストーリー」のどちらかです。ほとんどの人が歩む人生は、穴から這い上がるストーリーです。このストーリーを面白いものにするためには、穴を思いっきり深くし、そこで、もがくしかないのです。
なぜ、成功者たちは苦労話ばかり話すのでしょうか?おそらく、つらかった下積み時代は、終わってみれば、一番輝いていた時期だからです。「苦労せずに儲ける」「最小限の努力で最大の成果を手に入れる方法」書店には、そんなタイトルの本が、山ほど並んでいますが、それらには決定的に欠けている視点があります。そんな方法で手に入れた成功はつまらない、ということです。誰もが充実した人生を望んでいるのに、つまらない方法に流されている。現在の社会を見ていると、どうもそんな気がしてならないのです。
遊びは人生のメインにはなりません。金を抱えてリタイアするより、一生、面白い仕事をするほうが、よほど生き甲斐がある人生ではないでしょうか。
効率より、効果を重んじなさい。
世の中は低い位置からの方がよく見えます。上からでは見逃すことも、下からはよく見えるのです。
「金と時間」をどう使うかで、人間は決まってしまうのです。
トレンドを追いかけるだけの人には、次のトレンドを作ることは絶対に出来ない。
どんな事でも、9年続ければ成功する。
すべての職場は授業料を払ってでも行きたい、興味深い人間の悲喜劇に満ちている場所なのです。
「若いうちは可能性がある、だからなんでも出来る!」これは人を励ます際、よく耳にするセリフです。ポジティブな言葉ではありますが、あれも出来るかもしれない、これも出来るかもしれないと、いたずらに手を広げて、結局なにひとつモノに出来ないままでいる人は、多いのです。社会に出たら、自分が出来ることの可能性を、どんどん狭めていってください。狭めていくことで、自分の出来ることに特化していきましょう
戦後のベストセラーを振り返ると、終戦後しばらくは小説が多く、ビジネス書はありません。絶望した人は、ビジネス書よりも小説や詩などの文学を手にとるものなのです。実用的な知識を学ぶ以前に、まずは心のエネルギーを溜めなくては、立ち上がって前に進むことができないからでしょう。
私は、世の中は「WHY」「WHAT」「HOW」の順に循環していく、という歴史観を持っています。それまで続いてきた価値観やシステムが行き詰ると、「なぜこうなってしまったのか?」といった「WHY」が問われ、その結果生まれた新しい理念に基づいて、次に、やるべきこと「WHAT」の議論が始まる。実行すべきことが決まると、どうやってそれを実行するのは「HOW」が注目され、具体的な技術が研ぎ澄まされていく。技術の進歩が限界に達して息づまると、また「WHY」の議論が始まる。この繰り返しです。
周囲に先んじてやるべきことを自分で見つけるには、本を読んでいるだけではダメです。体験が必要です。極端にいうと、現地に行って自分の目で見ればやるべきことは見つかるものです。やるべきことを模索する時代には読書よりも体験のウェイトを増やさなくてはいけないのです。
現地で見聞きしたものから新規事業の種を見出すためには、ビジネスの基本的な知識が必要です。
ネットが普及し、情報が氾濫する現代は、情報の真偽を見極めるのが難しくなりました。怪しげな情報に騙されないためには、物事を正確に判断するためのフィルターが欠かせません。その情報フィルターを完成させるために、もっとも効率よく役立ってくれるのが、新書です。新書の長所は、多様な分野の第一人者が、自らの考え方やモノの見方を、手軽に読めるかたちで披露していること。各界のプロフェッショナルの考え方に触れることで、固定観念を打ち崩すような、新しい考え方のフィルターをインプットできます。日々起こりうる仕事上のさまざまな問題に対して、多面的に物事を判断する物差しを身につけることができるようになるわけです。
良書に出合うためには、ちょっとしたコツがあるのです。まずは「プロフィール」。専門分野や職務経歴をチェックすることで、この本の内容は読むに値するものかどうかを判断することができます。もう一つは、「本と著者との利害関係」です。著者にとって、出版するメリットがそれほどなさそうな本ほど、本音で書かれていることが多い。逆に、売名行為もしくは自分の仕事の宣伝効果を狙った本は、疑ってかかったほうがいいでしょう。
気に入った本の著者が文中で推薦している本を読むのもお勧めです。その著者の思想に影響を与えた本を追えば、芋づる式に知の世界が広がります。よさそうな本だと思ったら迷わず買いですね。新書はたかだか700円程度。700円をケチって、人生を変えるほどの出合いを逃すのは、もったいないことです。
結局のところ、面倒なことは続かないんですよ。ノートを活用するポイントは、やる気ではなくて、システムの問題だと気づきました。
僕の場合、本をつくるお手伝いをしているので、つくり手としての視点と、受け手側として楽しむ視点、この両方をつねにもっていることが欠かせません。すると、あまり面白くない落語を聴いても「ここが悪いから受けないんだな」と学ぶことができますし、面白ければ「この流れが人をひきつけるんだ」と気づくことができます。それらをノートにつけていくことで、幅広い物の見方ができるようになったり、発見があったりします。その一つひとつが、仕事に活きてくると思いますね。
面白いアイデアを生むには、自分のなかで、いかに異色の組み合わせを発生させるかが重要です。アイデアを仕事にしている人は、ノートなどを使って、まったく違う情報を組み合わせる工夫が必要です。
自分の専門を突き詰めるのも大切ですが、たまにはそこから抜け出して、視野を広げることも大切なことだと思います。本も人脈もそうですが、未知の分野に接するのは、確かにストレスがたまります。しかし、それを怠っていたのでは、いつまでたってもいい勉強はできないと思います。僕は医学書なども読んだりします。
古い本にこそ新しさがあります。古い本に書かれている視点は、実はいま読むとすごく新鮮ということが多いのです。だから、古い本に書かれていることにいまの感性を合わせると、新しい考え方や発想法が生まれるのではないかと思います。古い本に親しんだ方が、斬新な発想を身につけることができます。また、古典を読むことで、悩みがすっきり解決することも多いです。
著者の体験や思想がどこにもない、借り物の言葉で書かれた本以外ならとにかく多読することをお勧めします。たとえば、誰か1人に忠告されただけでは動かないが、3人に同じことを言われれば自然に行動できる。そんなことがあると思うのですが、本も同じだと思います。たくさん読んではじめて共通点や相違点があることが理解できます。自分にとって本当の実のある知識になるのではないでしょうか。
その本に価値があるかどうかは、著者プロフィールを見ればわかります。ポイントは、この人は何のプロなのか、何で評価されている人なのかです。それが本のテーマと合っているかが重要な判断要素です。その際に、僕は著者の肩書はあまり重視しません。たとえば、経営コンサルタントだといっても、経営のプロとは思いません。クライアントとの人間関係を築くプロもいれば、思考プロセスが素晴らしい人、情報収集術が巧みな人もいます。本に著者のノウハウが出ていれば、その本は価値があるわけです。
「一般読者は愚かにも新刊を読みたがり、良書を手にしたがらない」。これは僕の大好きなショウペンハウエルの『読書について』の一節ですが、まさに同感です。新刊と書いてあるだけで興味を惹かれてしまう人が多いのですが、それでは必要としている一冊には、なかなか出会えないでしょう。とくに、自分の得意分野以外の本に挑戦するときは、新刊よりも長く読まれている本がいいと思います。たとえば、奥付を見て10年以上に渡って売れ続けている本なら、間違いなく良書といえます。
効率より効果を重んじよ。百の駄作より一つの名作。
私は図書館には行きませんし、セミナーでも「本は借りるな。絶対、図書館に行くような人間になるな」と力説しています。図書館で本を借りるのは、下流への道なのです。入手困難な古書や小説ならまだしも、とくにビジネス書を図書館で借りては駄目です。情報は人より先に入手するからこそ価値があるわけで、図書館にリクエストをして購入してくれたら読むなんて、完全にナンセンスです。情報にお金を払う意識がない証拠です。
兵隊と将軍では読む本が違います。仕組みをつくる側に回らないと将軍にはなれません。年収1500万円と800万円以下は仕組みをつくれるかつくれないかの違いです。この違いは大きい。年収800万円と500万円の差は、頑張る度合いでしょう。
「読書は自分への投資活動である」という意識を持つと、値段で本を選ばなくなります。たとえば、ベンジャミン・グレアムの『証券分析』は1万290円もしますが、金融マンはこの本で勉強して何千万、何億円と稼ぎます。それを考えたら1万290円なんて安いものです。
人間は「成功が手に入らない」と思った瞬間、ファンタジーに逃げますが、日本全体がファンタジーに走っている時代かなという気がします。実を言うと、最近はビジネス書でさえファンタジー化の傾向があります。
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