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井上靖の名言52件

「あすは檜(ひのき)になろう、あすは檜になろうと一生懸命考えている木よ。でも、永久に檜にはなれないんだって!それであすなろって言うのよ」「僕だけかな」「何が?」「あすなろなのは!」「だって貴方はあすなろでさえもないじゃありませんか。あすなろは、一生懸命に明日は檜になろうと思っているでしょう。貴方は何にもなろうとも思っていらっしゃらない」
結婚ということは、本来一種の当てものみたいなものです。充分調べて、これならいいと思って行ってもうまくいかないこともあれば、不承不承で結婚したのがうまく行く場合もある。
人間の幸せというものは、しみじみと、心の底から、ああ、いま、自分は生きているということを感じることだな。そうすれば、自分のまわりのものが、草でも、木でも、風でも、陽の光でも、みんな違ったものに見えて来る。
克己(こっき)という言葉を知っているか。克己とは自分に克(か)つことだ。非常に難しいが、人間が他の動物と違うところは、誘惑や欲望と闘って自分に打ち克つことができるという点だ。勉強するも克己、仕事をするのも克己、みな克己だ。
どうせおだましになるのなら、なぜもっとむごく、とことんまでおだましになりませんでしたの。女は男のうそによっても、けっこう神にまでなれるものでございますのに。
「養之如春」(これを養う春の如し)──何事であれ、もの事を為すには、春の陽光が植物を育てるように為すべきだという意味である。“これを養う”の“これ”には何を当てはめてもいい。子供を育てることも、愛情を育てることも、仕事を完成することも、病気を癒すことも、みな確かに、あせらず、時間をかけてゆっくりと、春の光が植物を育てる、その育て方に学ぶべきなのである。
人間のやることに結末などはつけられないのだ。いつだって、中途半端なのだ。しかし、それでいいではないか。そもそも結末をつけようというのが、おこがましい限りだ。
人生がたった一年しか残されていないんなら、おれは本当に妥協なく生きてみたい。本当に会いたい人に会いたい。本当に話したい人と話したい。本当にやりたいことをやりたい。本当に行きたいと思うところへ行きたい。本当に見たいと思うものを見たい。一体、自分はこれまで何をしていただろう。
夜毎、空には神秘な星の光が輝き、地上には正しく生きることを考え、悩みながら人間が生きている!
本当のことを平気で言える相手もなかったとしたら、お前はこれまでの長い一生を、何のために生きて来たか判らないことになる。
本当のことを言うことで、本当のことを言う相手を持つことで、お前はこの世に生きて来たことを肯定しようとしている。自分の人生に意義を見出そうとしている。
現在、君はもう、昨日までとは違った新しい現実の上に立っている。前穂の氷の壁よりも、もっと冷酷な地盤に立っている。よく覚悟しておくことだ。
人間が一生を生きるには、その人生行路に於(お)いて、点もあれば、画(かく)もあれば、鉤(かぎ)もあれば、戈(ほこ)もあると思う。
なろうなろうあすなろう明日は檜(ひのき)になろう
自分に克(か)って机に向かうんだな。入学試験ばかりではない。人間一生そうでなければいけない。
女というものは、夫が何をしていてもいいんです。ただ、それに協力して、いつでも夫と一緒にいたいんです。愛情というものはそういうものよ。
大体、人間というヤツは、年齢をとるとロマンティックになるよ。若い者はロマンティックだなんて笑うが、あれは本当は嘘だ。若い時は、驚くほど現実的だよ。
人間は、何か目当てがないと生きて行けないのだ。
百万の富を抱(だ)いても、一生涯に少ししか費(つか)わなかったら、これは問題なく貧乏人です。
人生は使い方によっては充分長いものであり、充分尊いものであり、充分美しいものである。
愛とは自分の相手に対するものだ。問題は、それをきびしく守るかどうかと言うことだ。
人間という奴は、一生のうちに何かに夢中にならんとな。何でもいいから夢中になるのが、どうも、人間の生き方の中で一番いいようだ。
女は美しく装うことによって、自分以上の力を持つものでございます。女というものを、神様はそのようにお造りになっていらっしゃいます。
人間の苦しみの中で、猜疑心という奴が一番苦しいものかな。火刑(ひあぶり)よりも磔(はりつけ)よりも苦しいかも知れないな。
人生は所詮(しょせん)克己(こっき)の一語に尽きる。
借金しようが、泥棒しようが、一生涯にたくさん金を費(つか)っちまった奴が、やはり金持ちと呼ばれるべきでしょう。
人間というものは、自分が恩恵を受けたたくさんのことを、それを思い出そうとしないと思い出さないものである。
どんな幸福な人間でも、一度は死にたいほど悲しくてつらいことがある。
若い人たちはもっと積極的に一期一会の精神を、日々の生活の中に生かすべきである。
人間何をしてもいいが、あまり自分を不幸にしてはいけない。
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井上 靖(いのうえ やすし、1907年(明治40年)5月6日 - 1991年(平成3年)1月29日)は、日本の小説家、詩人。文化功労者、文化勲章。 1907年(明治40年)5月、北海道旭川町(現・旭川市)に軍医・井上隼雄と八重の長男として生まれる。井上家は静岡県伊豆湯ヶ島(現・伊豆市)で代々続く医家である。父・隼雄は現在の伊豆市門野原の旧家出身であり井上家の婿である。 1912年(大正元年)、両親と離れ湯ヶ島で戸籍上の祖母かのに育てられる。 1930年(昭和5年)、石川県金沢市の第四高等学校 (旧制) 第四高等学校理科卒業。井上泰のペンネームで北陸四県の詩人が拠った誌雑誌『日本海詩人』に投稿、詩活動に入る。九州帝国大学法文学部英文科へ入学する。 戦後は学芸部副部長をつとめ、囲碁の本因坊戦や将棋の名人戦 (将棋) 名人戦の運営にもかかわる。
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