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香山リカの名言179件

どんなときでも100パーセント、正しい適切な判断ができる人はいない。「まあ、いまのところはそう思っているのだけれど、もうちょっと様子を見てみないと何とも言えないね」といったあいまいさを認めるゆとりが、社会にも人々にも必要なのではないだろうか。
「来世」とか「魂」といった共通概念は出てくるものの、宗教とスピリチュアルには水と油ほどの違いがある。それどころか、「あくまで私」にこだわるスピリチュアルは、宗教的な装いは取っているものの、実は宗教からはもっとも遠いものとさえ言える。
自分に自信を持たせ、言うべきことは言い、耐えるべきことには耐えられる強さを与えてくれるものの中で、もっともわかりやすくて確実な力を発揮できるのは、経済力とひとりでいられる孤独力である。
自分とは異なる年齢の家族がともに暮らす家庭というのは、反感、嫉妬、敵意など否定的感情の巣窟(そうくつ)である。同時にそれは、そういった感情をどう表現して問題を解決していくかというトレーニングの場にもなる。
いくら「○○大学卒」という肩書きやそれなりの収入があっても、それは自分が生まれた意味や自分のかけがえのなさを与えてくれるものではない。そして、「私はこのために生まれた」という手ごたえがなければ、いくら豊かな生活を送っていても人生は無意味なものに思える。
「悪い時代に起きたことはみな悪い」し、「よい時代に起きたことはみなよい」のだ。しかも、この場合、時代の「悪い」「よい」を決定する最大の要因は、社会の経済状況や発展、成長ぶりだともいえる。
「私は特別」と思っている人は、好きなアーティストや作家のチョイスもそれなりに特別のことが多く、同世代の友だちがあまり知らない人の名前をあげることが自己愛の充填(じゅうてん)に一役買っている場合さえある。
(自分は)「なぜ生まれたか」などという問いにはあまり深く立ち入らないほうが身のためだ。生まれた意味にこだわりすぎると、逆に、人生の空しさを強く感じさせられることにもなりかねない。
「生きがい」も「自分らしさ」も「よく考えてみたら今がそうなのかもしれない」とゆるやかに気づくようなものであって、「これだ!」と強烈な実感とともに訪れるような種類の感覚ではないのではないか。
人間には、いったんある状況に置かれると、比較する対象が同じ状況の中の人──それも自分より幸福そうな人──だけに限られ、自分が前にいた状況、ほかの状況の人たちのことはきれいさっぱり忘れてしまう、という不思議な性質があるようだ。
この世界の中でからだや顔を持つということは、他者の中で「なにものかであり続ける」ということから逃れられないということ。だからこそ人は、いつも必ずその他者からの視線を感じ、その中でしか自分の顔やからだを確認するしかない。
多くの人たちが「家族のため」にではなくて「自分が納得するため」に仕事を探すようになると、労働市場に偏りができて、経営者たちは困ってしまう。資本主義社会では、不満を言わずに単純労働に従事するような労働力も必要だからだ。
親との葛藤の経験が乏しい人は、上の世代に対して否定的な感情を抱いたときに、どうやってそれを表現してよいのかわからず戸惑う。そして、そのままグッと我慢してしまうか、あるときいきなりキレたり、「もう辞めます」と辞表を出したりしてしまうことになるのだ。
自分とは異なる世代、立場の人と、すぐに理解し合えないのは当たり前。ましてはそれが親子、兄弟といった濃い関係であれば、そこに憎しみ、ときとして殺意といった激しい感情が生まれるのも決してめずらしいことではない。大切なのはそこで自分の気持ちを抑え込むことではなく、「お父さん、僕はそうは思わないよ」と気持ちをまず言葉で表現することだ。
「自分探しをしよう」などといいながら、人はいつのまにか、自分の外にある世間や社会のなかに「こんな自分でいたい」「こんな私ならウケるかもしれない」「多数派であるためにはこうでなきゃ」といった“あるべき私、ありたい私”を見つけようとしてしまうのだ。
「意識が回復する可能性もないのに、いたずらに生存させておくのは本人の尊厳を傷つける」という考え方には、私は反対である。たかだか人生の最後の数ヵ月や数日で、その人の人生全体の尊厳が損なわれることはない、と思うからだ。
やさしくきれいだったお母さんがあなたのお母さんの本当の姿で、いま(認知症の)病気に苦しむ姿を“これが私のお母さんの姿なんだ”と思う必要はありません。本当のお母さんの別バージョンというかオマケだと思って、一生懸命、看護してあげてくださいね。
(動物愛護の)活動をする人の多くが、生活や心に余裕があるから動物にもそのエネルギーを向けたり、人間にもやさしい人がそのやさしさを動物にも向けたりしているのではなく、逆に満たされない心を動物、もしくは動物愛護の活動で埋めようとしている。
言葉は話さないが、あたかも言葉を一部、理解しているかのように反応してくれるイヌやネコが、最高のコミュニケーションの相手であることは間違いない。彼らは「話さないからこそ」、そして「話さないがそれなりに反応があるからこそ」、人間にとっては都合がよいのである。
(コミニュケーションで)大切なのは、「この人はいまどういう気持ちで何を言おうとしているのか?」と細心の注意を払い、それを配慮しながら自分の次の意見を決め、ときには柔軟に変える、ということだ。
ヒリヒリするような実感を伴う「やりがい」がないからと言って、決してあせることはない。もしかするとそれはもう、とっくの昔に手に入っているかもしれない、という可能性も一度、考えて見てほしい。
「私にとって仕事とは?」「私にとって結婚とは?」と、本来、非常に具体的、現実的であるはずのテーマを観念的に考え始めると、人の思考はかぎりなく自分の内面に向かってしまい、結局は仕事や結婚についてではなくて、自分自身について悩むことになってしまう。そしてその結果、「とりあえず働こう」「とりあえず結婚しよう」ではなくて、「わからないならやめておこう」と現実に足を踏み出すのを断念してしまうのも、現在の就職と結婚の問題に共通した傾向である。
(就職に関する)最も深刻かつ本質的な問題は、「仕事とは、それを通して自己実現を果たす手段」と言われてあれこれ考え、ついに「私にとって本当にやりたい仕事とは、これだ」という解答が得られたとしても、その仕事に就くことは困難である、ということだ。
息苦しさの中で感情のねじれが生じている家族の中には、そのことに気づかずに、逆に「ウチは家族がバラバラだ」と思ってさらに密着しようとしているケースも少なくない。
何も仕事で必ず自己実現しなければならない、ということはないのだ。たとえ「私らしくない仕事」に就いていても、トータルで「私らしい人生」であればそれでいいのではないだろうか。
成功をイメージしながら、それをプレッシャーにしないためには、どうすればいいのか。コツはたった一つです。イメージしながら、それにともなう感情まで実際に体験すればいいのです。
多くの子どもたちは親が感じている以上に親の一挙手一投足を気にし、親が自分について語った言葉をいつまでも覚えていては、それを反芻(はんすう)して「なぜ親はあんなことを私に言ったのか」などと考えている。
(孤独死の人に対して)「どんな気分だったんだろう。ひとりでさぞつらかっただろう」などと想像を膨らませては「本当に気の毒」と哀れみ続けるのは、同情というよりはもはや怖いもの見たさや下世話な好奇心に近いのではないか。
「家族の絆を大切に」といかにも精神論を唱えるように繰り返す政治家たちは、本当は「親や病気の家族の面倒くらい、社会保障費を使わずに自分たちで見なさい」と言いたいのではないだろうか。
本来であれば、成功者たちには、そうでない人たちのために自分の持っているものや知恵を使う役目があるはずなのだが、ほとんどの人は「それよりももっと成功することを考えましょう」と前を向こうとするばかりだ。
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香山 リカ(かやま リカ) リカちゃん リカちゃん人形に付けられた設定上の本名。 香山リカ (精神科医) - リカちゃん人形にちなむペンネーム。 香山リカ (歌手) - リカちゃん人形の本名を芸名にして1971年にデビューした少女歌手。 細野不二彦の漫画『愛しのバットマン』の登場人物。
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