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鈴木喬の名言135件

僕はいつも判断は3秒でします。なぜできるのかというと、やっぱり勘なんです。勘は経験から生まれるものではなくて、失敗から生まれます。失敗は本当に大事です。失敗したくない人は、いやというほど失敗したらいい。いやでも勘が働いて助けてくれますよ。
僕はね、失敗したらまず笑うんです。そしてすぐ忘れるようにしています。失敗は山ほどしましたよ。ヒット商品の陰には、山のような失敗作がある。これはダメだったなあと思ったら、わははと笑って、すぐ忘れてしまえばいいんです。ハッタリでもいいですよ。失敗しても元気そうな顔をする。悪いことは耳にしない。失敗からは学べ、なんていうけど、学ばなくてもいいんです。失敗から学ばなくても、頭のどこかに残っています。それだけで十分です。それが積み重なると、失敗が「勘」に変わっていくんです。
「商品に、期待以上のワクワク感、ドキドキ感がある」ということはとても大切なんです。ワクワク感は付加価値です。付加価値のある商品は、価格競争に巻き込まれない。価格競争に突入した企業は、おかしくなっていきます。不景気でも強い企業は、商品に付加価値をつけられる企業なんです。
ニーズをどうつかむか、って、必死になっている人が多いけれど、ニーズなんて考えたって分からないもの。だって、未来は誰も教えてくれないんだから。部下がマーケティングと称して市場調査を持ってくるけど、そんなのいくら最新のものだって、しょせんは過去の話でしょ。当てになんかならない。じゃあ、イノベーションには何が必要なのかというと、「妄想と確信」なんです。「これは世の中に絶対必要なんだ」というトップの思い込みが、イノベーションを生むんです。
いい商品なのに売れないっていう人がいるけど、日用品は物がよくて当たり前。だから、そんなのは勝負にならない。
不況で大変だとか、就職難だとか言うでしょう?「100年に一度の大不況」だなんて言われ方もする。でも僕にしてみたら、今の状態が普通だ。僕らが若いころは戦後の混乱期で、もっとひどかった。仕事選びどころか、仕事そのものがほとんどなかったんです。食べるものにも困って、家もなくて。みんなが苦労した時代でした。それに比べたら、今なんか全然いい方だと思う。それなのに今の企業社会はまるで元気がない。僕に言わせると経営者が悪いよ。経営者に必要なのは、「運」と「勘」と「度胸」。何があっても、ドンと構えてなければならない。腹をくくって取り組めばどんな状況だってなんとかなるのに、時代のせいにして考えるのをやめてしまっている。そんなことでは、どんな時代だって生き残ってはいけませんよ。
私が20代でどこかの会社に新人として入ったとしましょう。まず考えるのは、その会社は将来潰れる可能性が高いということです。大企業であればあるほど潰れる確率が高い。だから自分の腕を磨いて「100万ドルプレーヤー」を目指します。いずれ起業するかもしれません。そのためにも、仕事を通じて早く「数字感覚」を身につけて、つぶしが利くようにしますね。配属先を希望できるなら、迷うことなく経理部門を選びます。1年間ぐらい、会社の経営状態を示す数字の基礎をマスターしたい。
新人に対して助言したいのは、まずガードを解くこと。そのうえで頭を下げて人からいろいろな知恵を聞くことです。自分の頭を使うと、大抵の場合間違えます。ところが、頭を下げるのが嫌いな人がすごく多いですね。
重要なことは、経営トップに会うことです。下の人に会って人脈を作っても、人事異動でどこかに行ってしまい、それまでの苦労が水の泡になります。いかに経営トップに会うか、新人の時から心がける必要があります。
私も日生時代、顧客の経営トップに気に入られるために、その人の郷土料理を自宅に届けたり、土下座やウソ泣きも何度やったか分からないぐらいやりました。芝居を打ってでも、顧客に気に入られるように努めるべきです。
デザイナーは年を取れば取るほどダメになります。会社が要求するモノを理解してしまうからです。上司としては使いやすいのでしょうが、お客様が要求しているモノとは懸け離れていきます。経験が必要な営業は別ですが、開発や研究、マーケティングなどは、若くて感性のある人の方が勝りますね。
私は新人を教育するというのが不遜だと思っているほどです。新人が知らない知識を身につけさせる研修は意味がありますが、それ以外はそもそも必要なのかどうか疑問です。むしろ優秀な若い人を生かす組織にしなければならないと考えています。
新人も含めて社員の行動を変えていけば、長期的には売上と利益に反映してくると思います。自分の部署だけ知っていればいいという「情報の滞り」がなくなれば、売上と利益が向上します。
今は閉塞感が漂って元気がない時代と言われているだけに、新人の時から威勢のいい人間はすごく目立ちます。「俺は天下を取ってやる」とホラを吹くだけで、一目置かれる。また「新製品を開発してヒットを飛ばします」と宣言すれば、自分自身も追い詰められ、頭を使うようになります。社内を歩き回って諸先輩に「何かいい知恵を授けてください」と頼めば、みんな悪い気はしないはず。きっとかわいがられます。こうした処世術を早くから身につけることをお勧めします。
スピーチはポイントを3つに絞る。3つ以上になると、言われたほうも言うほうも忘れちゃう。本当はワンポイントだけで完結するのが、メッセージとしては一番響きますよね。大体、普通の人間が集中して話を聞ける限界は15分ぐらい。あとは眠くなっちゃう。
バブル崩壊後に社内で危機感を抱いていたのは私だけで、「すぐによくなる」と皆が思い込んでいる。だから社長就任演説の冒頭でケンカを吹っかけた。「コンパクトで筋肉質な会社を目指す。俺の目に叶わんヤツは叩き殺す!」不良資産の売却、860近くあった商品アイテムの削減、年間約60種類も出していた新商品の絞り込み、在庫の大幅削減……。短期でやるべきこと、中期でやるべきことを全部ぶちまけたうえで、ハッタリをかましたわけです。これで少しは社内の空気もピリッとしましたが、一度号令をかけたぐらいでは組織は変わらない。「コンパクトで筋肉質な会社を目指す」ということはリストラ路線ですから、抵抗がものすごくありました。
不良在庫を処理しようとすれば、「誰がこんな売れない商品を作ったのか」という責任問題に発展する。誰も手をつけたがらない。「在庫処分は社長の責任だ。誰の責任も問わない」と言っても動かない。最後には自分で物流センターに乗り込んで、怒鳴り散らしながら挨を被った商品ケースを床に叩きつけました。それぐらいのパフォーマンスをやって、「責任は問わん」と言い続けて、ようやく在庫が減るようになった。就任当初は860もあった商品アイテムは、3年かけて300を切りました。
私は役員と個人的に酒を飲んだりしません。妙に馴れ合えばつけあがる。そうなれば締め上げるのが面倒だし、情が湧けば評価の目が曇って道を誤る。だから役員には厳しく接します。そして突き放す。「それはおまえの仕事だ。おまえの責任で何とかせい」と。そうしないと何でもかんでも社長の判断を仰ぐようになりますからね。ワンマントップの場合はなおさらです。
トップが役員から恐れられれば、組織は自然と引き締まります。逆に一般社員とは親しく付き合う。一緒に酒を飲んだりしてね。会長になった今でも会社のあちこちに顔を出して、気軽に社員に話しかけています。
セクションによって声かけの仕方も違ってきます。研究開発のグループなどは年中、頭をひねくり回している連中ですから、「死んじまえ」なんて乱暴なことを言ったら、シュンとしてお先真っ暗になってしまう。その点、営業の連中はメンタルタフネスですから、単刀直入に「おまえはアホか」と(笑)。
相手に話をしてもらうにはどうしたらいいか。準備がすべてです。私は知らない人と会うときは、徹底的に相手の研究をする。生まれ育ちや家族関係、わかる限りのデータを調べます。その人が本を書いていたら、全部読む。保険のセールスをしていた頃はそれが常識でした。
スピーチをするときも、役員会で話をするときも私は入念に準備をして臨みます。事前に準備しなければ、言いたいことを簡潔な言葉やひとつのキーワードにはできませんから。
その仕事を本気で成し遂げたいと思っていて、そのことを示すことができれば、怒鳴ったりしなくても、「この人に逆らったら、どうなるかわからないぞ」という恐怖感が生まれる。また、「それだけ言うなら、仕方ないから協力してやるか」と認めてくれる人も出てきます。
あまり売り込むようなことはしませんね。とくに、うちのような大衆消費財の新製品の場合は、売れるか売れないかなんてわかりませんから、商品の説明をグダグダされても、相手も判断がつかないんですよ。自社の商品を選んでもらう最大の決め手は、商品ではなく、自分のことを相手の担当者に気に入ってもらうこと。「かわいい奴だな」と思ってもらえれば、「試しに商品を置いてあげるよ」となるものです。
相手のうまくいった仕事、自慢の娘、趣味……。誰でも自分が話したい話題があるものです。それを調べておくこと。話したいことを聞いてくれる人に対して、人は好印象を持つのです。
パワーポイントで発言の要旨をわかりやすく見られるようにすれば便利ですけどね。でも、感情を伝える肉声の部分が軽視されてしまい、感情が伝わりにくくなると思うんです。なんでもかんでもパワーポイントを使うのは、過度のIT依存症です。私は、社内のパブリックスピーチや全体朝礼など、大勢の前で話すときには、パワーポイントを使わないようにしています。
商品化されたアイデアの3分の1が売れれば高打率。
いわゆる勉強は体に悪いんですよ。詰め込めば詰め込むほどアイデアが出てこなくなります。だから僕は、多少不義理をしてでもなるたけ頭をカラッポにする、考え事をする時間をつくっています。何かこれまでと違うこと、面白いことないかなあ、と。
皆がダメだという事柄は、皆はだいたい真面目に考えてはいません。チョロッと試した程度で「ダメ」と言う。だからやってみる価値があります。人が何かに反対するときは、だいたい何かと比較した相対的な優劣で言う。絶対的な尺度を根拠にはしてません。だから、尺度を変えればチャンスがあるんです。
反省するような奴は行動力がないから、新しいものができない。おっちょこちょいな奴は、一切反省しませんね。
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