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新将命の名言54件

仕事とは選択の連続である。能力に差がなくとも、毎日、勝者の言葉を吐くか、敗者の言葉を吐くかによって、結果に大きな違いが出てきても当然ではないだろうか
アメリカの会社でもヨーロッパの会社でも日本の会社でも、あるいはサービス業でも流通業でも製造業でも、勝ち残る企業は、一本筋が通っている何かを持っていると断言できる。つまり、国籍にかかわらず、業種・業界にかかわらず、時代の変化・変遷にも関係なく、いい会社には必ず共通する部分がある。
一人の人間がやれることには限度がある。どれだけ才能に恵まれていようとも、どれだけ努力を重ねて能力を高めようとも、肉体はこの身ひとつ、頭脳もひとつである。寝ないで働いても、1日24時間以上は働けない。だから、ある程度のところまでは一人の力で持っていけたとしても、それ以上に会社を成長・発展させることができないのである。
あるレベルまで大きくなった会社が、なぜそれ以上伸びなくなるのか。その原因の多くは経営トップにある。
「この会社は自分がつくった」「幹部たちはみんな自分が育てた」「業界のことは自分が一番よく知っている」。できる経営者であればあるほど、このような思いこみにとらわれやすい。部下から上がってくる情報は、いいことは拡大され、都合の悪いことは縮小される。歪曲、捏造もあり、よほど注意をしていないと、本当は何が起こっているのか把握できない
優秀な秘書がつくと業務は効率化されるが、経営トップは世事に疎(うと)くなる。
ワンマン社長になってしまうと公私の区別があいまいになり、結局みずから身を滅ぼしてしまうという例には事欠かない。実際、会社を倒産させたことのある社長にその原因を聞くと、「経営者の傲慢だった」と答える人が最も多いそうだ。
一人の人間の力量には限界がある。その壁を突破するためには、やはり社員の衆知を集めた全員経営が必要なのである。
日本には「三人寄れば文殊(もんじゅ)の知恵」ということわざがあるが、英語にも「Two heads are better than one.(二つの頭はひとつの頭に勝る)」という言葉がある。二と三の違いはあるが、洋の東西を問わず、同じことをいっている。大企業であっても、中堅、中小企業であっても、基本的には全員経営が望ましい姿である。
企業のトップや役員は、短期的な目標だけを示すのでは足りない。目先のことに苦労していても、トンネルの先の光を指し示すこと、すなわち会社の将来の夢を語る必要があるのである。
人間は、現状に不安や不満があったとしても、トンネルの先に光が見えていれば、それを目指してがんばれるものだ。だから、日本のトップは社員に対して将来の夢を語るべきなのだ。
正しくPDCサイクルを回すための4つの質問
「今、わが社はどこにいるのか」(現状の把握)
「将来、わが社はどうなりたいのか」(ビジョンの設定)
「そのために、わが社は何を、どうやるのか」(具体的目標の設定)
「それをやって、わが社はどうなったのか」(実行の評価)
いい会社は、過去の失敗の経験から学んで、同じ失敗を二度とくり返さない。愚かな会社は失敗を経験しても学ばないで、同じ失敗をくり返す。その違いは、PDCの「C」すなわちチェックができているかどうかにある。
C(チェック)が不十分なまま、PDC(プラン、実行、チェック)サイクルを回すと、ハツカネズミのように同じところをクルクルと回るだけになってしまう。評価・学習・反省・改善を入れたPDCを回すと、現在のループを脱して前進できるのである。
社長だけではなく、役員や部課長、一般社員にいたるまで、自社の現在の立ち位置を把握しており、将来はこういう会社になりたいという夢や理想を共有し、どういう方法でその夢や目標を達成したらいいかという戦略も認識し、現場で個人個人の戦術の部分にまで落としこまれている。ここまでできれば、トンネルの先の光が見えてくることは間違いないだろう。これが全員経営の入り口である。
上司から一方的に与えられた目標と、自分も決定のプロセスに関わり納得のうえで設定した目標とでは、達成への意欲に大きな差が出る。ある心理学者の調査によれば、1.0対2.6の差が出るという。つまり、押しつけ目標ではなく、納得目標を与えることで、部下のやる気を3倍近く高めることになるのである。
人間というのは、一方的に押しつけられたものよりも、自分もメンバーの一人として製作過程に加わった場合のほうが、当事者意識が強くなる。体裁だけ整ったご立派な目標を掲げるよりも、社員に関与させて納得目標をつくるほうが、全員経営への近道になるのである。
社員にとって、一番悲しくてモチベーションが下がるのは、給料が低いことではない。それは、会社や上司が自分に対して何を期待しているのか分からないという「期待不明」。毎日一所懸命仕事をして、それなりに結果も出していると思うが、自分の仕事ぶりや成果がどう評価されているのか分からない「評価不明」。今月の売上や今期の利益のために身を削って仕事をしても、この先、会社がどちらの方向に進んでいくのか見えない「方向性不明」。これらが、社員にとって最も悲しいことなのだ。
自分の立ち位置が分かり、自分にどんなことが期待されているのかが分かると、人はだれでも奮起するものである。
方向性、すなわち理念・目標・戦略が示されると、トンネルの先に光が見えてくる。何かやるときに、自分もその一員として関与でき、チャンスを十分に持てると、当事者意識が芽生える.そして、結果が出たらそれがどのように評価されたのか、公正なフィードバックがなされると、モチベーションが上がる。こういう状況をトップがつくり上げることができれば、そこに全員経営が生まれるだろう。
経営者が絶対に権限を委譲してはいけないことが3つある。「企業理」「企業戦略」、そして「わが社が求める人材像」だ。これれらは社長が一人で決めなくてはならない。
入社時には、自他ともに認めるホープとして華々しくスタートダッシュをしたものの、やがて鳴かず飛ばずになり、颯爽としていた人が落ちこぼれになってしまうケースは、ビジネスの世界では珍しいことではありません。彼らは理論構成もしっかりしていて、弁も立ちます。しかし、その自信が過信や慢心になると問題です。
自信が過信や慢心になると問題です。親しい友人ができず、必要以上に敵をつくってしまいます。さらに慢心が増幅すると、傲慢になり、残念ながら周囲からの諫言も耳に入りません。学ぶことも忘れ、謙虚さを失い、人間関係をこじらせて、檜舞台から消えていきます。
座学とは読書をするとか講演会やセミナーに出席して知識や見識を養うことです。そのメリットはものごとの原理原則や本質を体系的に学べることです。私はよく「1日4度の飯を食え。1度は活字の飯を食え」と言いますが、将来会社の経営陣入りを目指すなら、経営学も勉強しておくべきでしょう。
日本経済新聞の「私の履歴書」を読むと、ほとんど一人の例外もなく、若き日にいい恩師や先輩に出会っています。そうした師がいれば、仕事で躓いても、再び立ち上がることができます。ぜひそうした人を4人は探すべきです。
しかるべき権限と責任を与えられ、乾坤一擲、しかも背水の陣で戦うような場面。このような修羅場を若いうち、遅くても40代半ばまでに複数、海外勤務を含めて経験すると効果的でしょう。こうした背伸びをしなければ果たせない役割を完遂することでビジネスパーソンは鍛えられます。
ビジネス人生の危機に、あるメンター(師)から「腐ってはいけない。君の経歴と実績は必ず役に立つ」と励まされました。私はメンターの言葉を信じ、それまで以上の努力をしました。結果、半年ほどで、前より処遇のいいポジションに行けました。このときほど、日ごろの研鑽と師の大切さ、そして修羅場が人を育てることを実感したことはありません。
人間の度量、すなわち器をつくるというのは、ビジネスパーソンにとって、非常に重要なテーマです。なぜなら周囲から「彼は器が小さい」と見られてしまうと、重要な仕事や役割は回ってきにくくなってしまうからです。
ビジネスの現場において、常に求められるのは、技術や能力を表す仕事力と人間性や人柄を表す人間力です。仕事力が傑出しているけれども、人間力があまりない人を才子といいます。ただこの人は器が大きいとは思われません。それにはやはり人間力が必要で、この2つを併せ持つことが大切です。
往々にして、部下を持つと「うちの上司は、よくできた人だ」と見られたくて、器の大きなふりをする人がいます。けれども、付け焼刃は絶対に禁物です。見る目を持つ人には、必ず見抜かれてしまうものです。
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