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佐藤可士和の名言59件

僕は遊びでも何でも、気になったものはいつもとことんまで追求しています。掘り始めたら鉱脈に突き当たるまで徹底して掘る。そこまでやれば、自分のプラスとなるリターンが大きいからです。むしろ途中で掘ることをやめてしまったら、それまでの時間がもったいない。
隣の席に座っている同僚がいいと思うものでなければ、世の中の人はいいと思わない。
クリエイティブは、多くの人が関わるほど、とんがった部分が減っていく。少ない人数のほうが、シャープでエッジが立ったことがやりやすい
「時代をつかんだ」と言っていただくことがありますが、偶然とか、運とか、そういうものだけで今の場所に来たわけではないと思っています。ちょっと比喩的ですが、「波は、誰にでも平等に来ているのだ」と僕は思います。上手なサーファーは、一緒に波を待っていても、一見、大波とはわからない波のうねりに乗ってボードに立ってしまう。逆に、下手な人は、いくつ波が来ても乗れませんよね。波をつかめるかつかめないかは、波に乗るためにスタンバイできているかどうか。偶然や運も、もちろんあるでしょうが、僕なりに波をつかまえようと努力し続けたから今にいたったのだと思っています
整理とは快適に生きるための本質的な方法論。捨てる勇気が価値観を研ぎ澄まし、本当に大切なものを導き出す
別に会社が嫌になったということではないんです。もっと仕事のフィールドを広げたかった。広告代理店は広告が一番上にくるが、僕はデザインが一番上にくる仕事がしたかった。
11年勤めた博報堂を退社した理由について語った言葉
クライアントには「そもそも課題が分からない」という悩みも多いです。
メディアを使って広告を打った方がいいと思えば、そういう方法を提案しますが、「事実」をニュースとしてメディアで発信していく方が効果的だと思っています。
僕も正直、日々悩みながらやっています。
エモーショナルなビジュアルを分かってもらうために、実は言葉が欠かせない。
言葉は国同士で壁があるけれど、実はビジュアルだって、決して世界共通じゃないんです。
世界中でコミュニケーションを展開しようと思うと、表層的なところじゃなくて、本質的なところまでをつかんで、ビジュアル化する能力が必要です。そうでないと、コミュニケーションなんてできないですよね。
僕の場合は、妻が会社のマネジャーを務めているのですが、彼女が僕とは違う世界から、いろいろな情報を持ってきてくれています。
僕は2年前からカバンはもたず、手ブラで外出しています。たとえば手帳やデジカメは、携帯電話のスケジュール機能やカメラ機能で代用できるし、名刺はその日に必要な枚数だけポケットに入れればいいので、名刺入れもいらない。財布も、最低限必要なカード類と紙幣は小さなカードケースに収まります。このように惰性で持ち歩いているものをカバンから取り除けば、手ブラは無理でも荷物は3分の1に減る。荷物が減れば、気持ちもグッと軽快になります。
デスク周りで厄介なのが書類や資料です。紙の整理は、同じものを省いてひとつにすること、また可能なかぎりデジタル化して紙をなくすことが大切です。プレゼンの資料などは、結果に至る過程の段階のものはバッサリ捨てて、最終結果のものだけを保管すれば、大幅にスリム化できます。もし捨てるのに忍びない資料があれば、いったんまとめて段ボール箱へ。1力月や1年という期限を決めて、そのリミットまでに使わなかったら処分します。
名刺の管理が甘いと、必要なときに見つけるのがひと苦労。アイウエオ順に整理するのが一般的なようですが、僕のオフィスではプロジェクトごとにファイルして、各担当者が保管することにしています。ファイルはオフィス内での定位置を決めてあるので、僕と担当者が別々にファイルをもつ必要もない。プロジェクト終了後は、必要な名刺をピックアップしてマネージャーに渡して、PCで業種別にデータベース化。これですっきりと管理できます。
デスクの横に、整理の避難場所としてフリースペースを設けています。これは、その場ですぐに分類しきれないものを暫定的に置くためのスペースです。僕の場合、仕事と密接な関わりのないサンプルや雑誌類をここに置くことが多いです。あくまでも「とりあえず」の処置なので、避難期間は2~3日で、長くても一週間。折をみて処分するなり、新たな定位置を決めるなどの判断を下すので、フリースペースがモノで溢れることもありません。
目の前の問題に没頭するあまり、視点がディテールのほうに狭まって、問題が客観的にみえなくなってしまうことがあります。本質を探るということは、一見、物事の奥深くに入り込んでいくようなイメージがあります。しかし、むしろどんどん引いて離れていったほうが、より早く物事の本質にたどり着くことができます。
物事を客観的、あるいは俯瞰的に見つめてこそ、いままで気がつかなかった真実や大事なエッセンスを発見できるのです。
物事を考えるとき、否定的な面ばかりが目について、ポジティブな発想が浮かんでこないという経験はないでしょうか。しかし、同じものを見ていても、見方を変えることで、マイナスをプラスに転じさせることは可能です。たとえば「地味」「インパクトに欠ける」というイメージも、視点を変えれば「品がある」「安定感がある」というプラスのイメージで捉えることができる。このように逆の視点から物事をみると、思考の行き詰りを防げます。
コミュニケーションの精度を高めるには、抽象的で相手に伝わりづらい思考を整理して、明確な情報としてやりとりする必要があります。そこで心がけたいのが、思考を言語化するプロセス。漠然とした状態の心理や、心の奥深くに埋もれている大切な思いを掘り起こして言葉にすることで、抽象的な思考を情報として相手に伝えることができます。
思考を深めるためは、問題と自分との接点を見つけ出す作業が必須です。他人事の問題だと思うと、問題に対して実感が湧かず、思考も空々しいものになる。仕事に当たるときは、どこに共通点を見出すかを念頭に置いて情報をすくい上げるべきです。
クリエーティブのスタイルとして、結局、本質は何なのか、そう見続け、考え続けることで答えが必ず見つかっていくと思っています。枝葉を徹底的にそぎ落とし、真剣に見ようとしないと本質は見えてこない。何が本質かと考え抜かないと、それに突き当たらない。若いうちから、考え続ける習慣をつけるのが大切です。
クリエーティブかどうかは、つまるところマインドの問題。能動的に何かをやろうと思っているか受け身なのか。クリエーティブの仕事は価値の転換そのものだからだ。一般の人が普段踏み込まない「感覚の領域」をフィールドにする。そこで誰もが見過ごしている物事に気づくかどうかだ。
失敗や不満は大きなファクターで、そう簡単に昇華できるものではない。私自身、いまもすべて思いどおりになるわけではないから、それらにどう向き合うかは結構大きな問題だ。向き合い方がネガティブになると、あきらめに結び付き、その後の障害になってしまったりする。
クリエーティブの仕事はつまるところ自分の思考をどうコントロールできるかではないか。手によって描くスキルのように感じがちだが、結局、どういう概念で把握できたのか、もしくはその概念を使いこなせたのか。さらに組み合わせや再構築ができたのか。クリエーティブは抽象的なことなので、パッとそのステージにはなかなか行けない。だんだんわかってくるというのではなく、気づきがあったときに言葉にできる。
ブランド戦略イコール経営戦略だし、ブランディングは経営戦略の一翼を担う。私自身、コミュニケーション領域では経営にかなりかかわっている。
広告のアートディレクターといえば写真やデザインのアイデアを出して、誰に撮影してもらうとか、どんなレイアウトにしようとかを提案し、それを新聞やポスターなどに落としていくのが仕事です。でも僕の場合は、それを拡大解釈して、紙や映像だけでなく、すべての目に見えるものをコントロールしていくことで、メッセージをより伝えやすくすることが仕事だと思っています。
ドコモの携帯電話のデザインをしたときに最初に思ったのは、最先端の技術があるのに、端末のデザインがそれを正確に伝えきっていないということでした。そこで僕は、携帯電話プロジェクト全体をひとつのパッケージにして表現しました。デザインを通してドコモの強みとしているものを伝えたかったのです。
同業者の中には「クリエイティブな作業は一般の人には理解できない」ということを言い訳にして、顧客を煙に巻くタイプが多いと思います。僕はその逆で、相手の霧を晴らしてあげたいんです。裏表なく、駆け引きもせず、わかりやすく、かといって言いなりになるのではなく、相手が本当に望んでいることを聞いて、引き出して、それをカタチにしていくのが僕の仕事なんです。目に見えている部分は、100ある仕事の最後の1%にすぎません。
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佐藤 可士和(さとう かしわ、1965年 - )は、日本のグラフィックデザイナー・クリエイティブディレクター・アートディレクター。 東京都出身。1989年、多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。同年、博報堂に入社。自身によるイラストと「こどもといっしょにどこいこう」というコンセプトのもとに展開したホンダ『ステップワゴン』、自ら商品開発にも携わったキリンビバレッジ『チビレモン』の広告を手がける。 2000年5月、博報堂を退社し、クリエイティブスタジオ「サムライ」を設立。 SMAPやMr.Childrenのアートワーク、商品開発から広告展開までトータルして携わったキリン『極生』『生黒』など多方面にわたって活躍。イラストや、近年では赤・青・黄の色面をシンプルに構成した上にFutura書体(代表的なゴシック系英文書体)を用いたデザインなどで人気を博している。
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