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後藤卓也の名言43件

基本がしっかりしているかどうかで勝ち負けが決まる。
百点満点ということはあり得ません。百点で満足したらそこで進化が止まってしまう。
好きな言葉に「凡を極めて、非凡に至る」というものがありますが、それが私の理想です。
たとえいま、夢やビジョンを持っていなくても悩む必要はない。いま与えられた仕事を一生懸命にすれば、展望が違ってくる。
混沌とした時代の10年、20年先を思って「自分の将来はどうなるんだろうか」などと思い悩まずに、いまの仕事に努力してみなさい。
若い社員の中には、質問すらマニュアル的になっている人もいますね。会長職になってから、全国の支社を回って若手社員とコミュニケーションをとる機会を積極的につくっていますが、「M&Aをどう思いますか?」とか、「読んでいる本は何ですか?」とか、どこかで聞いたような質問を受けることも少なくありません。もちろん、きちんと答えますよ。でも、せっかくの機会ですから、ホントに自分の糧になるような質問が、もう少しあってもいいかなと感じます。
もし、調査データだけを信じたら、どの商品もヒットするはずです。現実には失敗もいっぱいしています。他者の対抗品と比較テストをし、自分たちの商品がいかに優れているかプレゼンしますが、調査データは開発担当者の意向や質問の仕方によって、いくらでも結果が変わります。
同じ調査データでも、回答者のフリーコメントを見ると、エッと思うようなネガティブな意見があったりします。本来はそこを追求すべきなのに、担当者は製品を出したい思いでいっぱいで、見えなくなってしまうのでしょう。
資料のレイアウトだけで、どれだけ時間を使ったんだ?資料はあり合わせで構わない。
プレゼンの場に見栄えの良い資料をつくってきた社員に対して言った言葉
プレゼンのときは、直感と論理の両方を働かせますが、おそらく主観の方が多いでしょう。調査データはいいことしか言わないので、顧客と同じ主観を持つことで、データの矛盾を見抜いたりします。
これは出すべきでない、納得できない場合、企画を中止させます。NGは辛くても、それがトップの役割です。
企画の内容ももちろんありますが、やはり人です。チームのやる気と熱意です。
社長の一言ですべてが決まるような組織は誰も判断せず、お伺いを立てるようになってしまいます。いまはトップダウンで先頭の機関車が車両を引っ張っていく時代ではなく、新幹線みたいに個々の車両にモーターがついて、みんなで動かしていかなければなりません。
リーダーとなる資質がある人を最初から仕込むケースもあります。そういう人がいるのが一番いいですが、日々の仕事を通じて自分の考えをする合わせながら、複数の人に育ってもらうのが普通でしょう。
会社の中で、顔を突き合わせてのコミュニケーションが減ってしまっています。電子メールの便利さは重々承知していますが、多用されすぎて弊害が目立ちます。会話がなくなるし、いたずらに関係者を増やしてしまいます。それに、権限を委譲しなくなります。会議の合間や休み時間にメールをチェックしてばかりいる管理職も多くいます。
私が社長に就任したころの花王は、本音の議論をどんどん戦わせるような雰囲気ではありませんでした。その改善にずいぶん努力しました。前の席が空いているので前に座れとか、そうした細かいことも含めてです。
大勢の人と議論したり仕事をしたりする中から、リーダーの資質がある人を見つけるのがトップの最大の任務です。
判断に必要な情報の密度は、経験を積むごとに高くなります。日々の仕事で経験する失敗や成功の積み重ねは非常に大きいわけです。
最終的にリーダーに必要な資質は、何と言っても健全な精神でしょう。責任感と使命感を持って仕事を全うでき、誰が見ていなくとも頑張れる陰日なたのない姿勢です。それから考える力です。
経営を語るとき、最近の激しい競争社会の中で、と常に枕詞がつきます。でも、リーダーの資質は時代で変わるものではないでしょう。
目の前に峠があるのなら、汗水たらして登りましょう。頂上に達したら次に目指す峠が見えてくるかもしれません。断崖絶壁で先に行けなかったら、麓(ふもと)に戻ってまた別の峠を目指せばいいのです。
リーダーは自分の頭で考えて理解し、相手を納得させる力がなければいけません。
私は凡々たる人間で、リーダーをカッコよく見せ、仕事がやりやすいようにしてあげるのが本当は合っているタイプです。好きな言葉に「凡を極めて、非凡に至る」というものがありますが、それが私の理想です。
私も含め、失礼だけど皆普通の人です。普通の人にできることは日々の努力しかありません。日々の仕事に一生懸命取り組むことしかありません。
実際は、天才ほど努力するものです。どこにあるのかわからない自分探しや夢に踊らされず、自分の夢や望みを目の前の仕事に活かす努力をしてください。
経営者として、次のリーダーが生まれる環境をつくることも大きな責任のひとつです。
入社して2年目で、自動車部品メーカーとの合弁会社に出向しました。合弁会社に花王から出向したのは5名でした。上司もいましたが、上司はほかの重要な仕事に精力を費やさなければならず、いつの間にか私が若手の代表のような形になっていました。そういう意味では、誰かが仕事を教えてくれるような環境ではありませんでした。結局は仕事を自分で覚えるしかありませんでした。
次から次に問題が発生するので、とにかく目の前の峠をひとつひとつ登るつもりで、ガムシャラに働いていました。
入社2年目で合弁会社に出向した当時を振り返っての発言
自分の夢や目標を持っていたっていいんです。ただ、それを免罪符にして、目の前の仕事をないがしろにしていては駄目です。
会社には会社の目的があり、社員一人一人の目的に合わせていられないことを知るべきです。会社は社員一人一人の夢より、お客様の期待に応えることで精一杯です。にも関わらず、一人一人がわがままを言っていたら、組織は成り立ちません。
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