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坂本孝の名言118件

飲食業に注目したのは人材の宝庫であると感じたからです。飲食業界は長年、労働条件が悪い環境でした。長時間労働の割に安い給料です。転職も多いのですが、他の業界に行くわけではなく、飲食業界の中で転職していることが多い。だから環境もそれほど変わらず、最初に抱いた夢を失う人もたくさんいます。でも彼らは一生懸命努力する姿勢もあるし、志や独立精神も高い。問題は、彼らを育てるマネジメントが不足していることでした。そこで私がブックオフで培ったマネジメントを活かせるのではないかと思ったのです。
ブックオフのトップを退任した時、その後の人生をどう過ごすべきか。私もいろいろ考えました。創業者として持っていた株の売却でキャピタルゲインもあったので、例えばハワイで優雅に酒とバラとゴルフ三昧の日々を過ごすこともできました。しかしそれではすぐに飽きるだろうし、やり残したこともあると思ったのです。やり残したこととは、立派な企業家を数多く育てることです。起業することも大切ですし、たとえ企業で社員として働いていても、成長した人材が分社化で独立する「のれん分け」のような制度が必要だと思いました。
1店舗だけなら、夫婦で愚直に頑張れば、ラーメン屋でもうどん屋でもやっていけます。問題は2号店を出して、他人にお金と実印を預けなければならない時です。ここで信頼して任せられないと、マネジメントができない。任せることからマネジメントが始まるのです。
せっかく良いものを持っている飲食店でも多店舗展開できないのは、マネジメントの問題です。自分が成長し、他人を育てるためにも、マネジメントが大切です。
上場を目指すのは、世の中に無くてはならない会社だということを社会に認知・評価してもらうためです。ブックオフの上場も古本チェーンが社会に認知・評価してもらう意味で非常に大きかったですからね。
「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」は材料費に費用がかかるため1人あたりの利益は少ないのですが、店舗を立ち飲みにすることによって回転が早くなります。したがって、普通1回転する時間で4回転すれば、単純に他の店舗より4倍お客様が入る。そうすると、1人あたりの利益は4分の1でいいことになります。したがって、このビジネスモデルはお客様が満足することはもちろん、利益をしっかりと得られる仕組みになっているのです。
飲食業に本格的に参入すると決めたとき、不況の中でも利益をあげている店舗に注目し、その共通点を話し合いました。すると「ミシュランの星を取っていること」か「立ち飲みのスタイルであること」、この2点が共通点としてあげられました。一流の腕と立ち飲みを組み合わせたら流行すると予感がしました。
私はみなさんが幸せになるための会社をつくる。みなさんには株を差し上げます。会社は株主のものですから、誰の会社と聞かれたら「俺の株式会社」といってください。
入社したシェフたちに言った言葉
企業としては「理念を共有すること」「同じ合言葉をもつこと」これだけは手を抜いてはいけません。そしてこの理念を皆に共有してもらうことが私の仕事です。店の回転や資金調達など細かいところはナンバー2、ナンバー3が全部運営してくれますので、私は戦略と夢の共有だけに絞っても会社は十分に回っています。
家業は精麦から畜産の配合飼料へ事業転換し、全農の下請けとして再スタートすることで窮地を脱しました。ところが経営が安定してくると、農協関係者の介入が増え、私たちの決定権が奪われていったのです。私は元来、自分の思うとおりにやらないと気が済まない性格です。会社の官僚化が進むことにいら立ちを感じ、私はついに独立して自分の道を進む決心をしました。
ブックオフが成功した理由は、本に対する目利きがモノをいう従来の古本屋ビジネスではなく、「本がきれいか、きれいでないか」というブックオフ独自の価値基準を作り、新たな中古本市場を創出したことです。
新たな土俵の芽は、変化する世の中の先頭に立ち、誰も気づいていない可能性のスキマを敏感に察知することで見えてきます。
私がいまやっている「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」は、一流シェフが作る料理を低価格で提供する立ち飲みレストランです。これもいままでにないビジネスです。当社にはミシュランクラスのシェフが30人いて、飲食業界では圧倒的な競争優位性を誇っています。お陰で店の前には連日、お客様の長蛇の列ができています。
「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」に集まってくる一流の料理人と話をすると、彼らが置かれていた環境が必ずしも幸せではなかったことがわかります。飲食業界ではいま、品質の均質化や効率のためにセントラルキッチンの導入が進み、料理人が自分たちの腕を存分に発揮する機会が減っています。どんなに頑張って働いても、将来に明るい展望を描けないのです。このような状態を変えたいと思ったのが、私が飲食業を始めた原点です。
いずれニューヨークやミラノ、パリにも出店したいと考えています。これも自分の野望のためではなく、世界に通じる料理人を育てたい思いからです。
料理の世界には「3年間の皿洗いを耐えた者だけが一流の料理人になれる」という考え方があるようですが、当社では皿洗いで一流の料理人が育てられるとは考えていません。世界の舞台で勝つためには、2年で副料理長レベルの腕前を育てる仕組みを持たなければならない。
既存概念を破り、前例のないことに挑戦するのは、失敗の連続です。しかし、誰かの二番煎じをやるよりも、前例のないことに挑戦するほうが、宝が多いのも事実です。リスクがあるぶんリターンも大きい。ですから、51%の勝算があったら、やってみたらいいのです。
なかなか結果が出ないときは、次の点を見極める必要があります。結果が出ないのは、「自分の努力不足」が原因なのか、それとも「時代に合ってない」からなのか。努力が足りないなら、さらなる努力が必要です。一方で、ビジネス自体が時代にマッチしていない場合は、方向転換を考えるべきです。
普段からツイてる人とつき合うのが一番です。反対にツイてない人とつき合うと、自分までツキに見放されてしまいます。
組むべき相手を見分けるには、私の場合、最初の3秒で受ける印象と、3分の会話で大体見分けられます。これまで約5000人を面接してきた経験から言えば、「正直な人」「目を見て話す人」「全身に清潔感のある人」この3つがポイントです。反対に、陰気な人、嘘をつく人は要注意です。
もしあなたが40代なら、もっと失敗しても大丈夫です。七転び八起きという言葉があるように、失敗したらまた起き上がればいいのですから。失敗したって殺されるわけではありませんし、その後も人生は続いていきます。
なぜ私が40代に失敗を勧めるかというと、40歳からは失敗よりも成功する可能性のほうが高くなるからです。それまでに積み重ねた失敗のなかには、成功の秘訣が詰まっています。だから40歳からが仕事は面白い。
失敗を恐れずに挑戦できる人は、失敗のなかに成功の要因があることを知っている人です。こういう人は、転んでもただでは起きません。起き上がるまでに周りの石を少なくとも3つくらいはつかみ、そのなかから本物の宝を見つけることができる。つまり、失敗から学ぶことができるということです。
失敗を恐れず挑戦できる人は、たとえ失敗しても、そのぶん成功に近づいていることがわかっているので、一度や二度の失敗で諦めることなく、成功するまで続けることができるのです。
失敗を恐れる人は、失敗が宝の山であることを知りません。あるいは失敗したとしても、そこから何もつかまずにその場を立ち去ってしまうので、ただ「転んで痛かった」という苦い記憶しか残らないのです。失敗が宝の山かどうかということは、じつは失敗してみないとわからないものです。
最初のうちは、「これが宝」と思ったものがじつはただの石ころだった、ということもあります。かくいう私も、これまでのビジネス人生で「2勝10敗」と数多くの失敗を経験してきましたが、いま振り返ってみれば、最初の頃は自己流で失敗を重ねるだけで、本当の意味で失敗から学んではいませんでした。
過去の私も含めて、多くの人は失敗の原因を他人や環境のせいにしがちです。「私のせいではない。私はただ運が悪かっただけだ」と。そう思っているうちは、失敗から学ぶことはできません。「失敗の原因は自分にある」と考えることができて初めて、どうすれば成功に近づけるかを考えることができる。すなわち、失敗から学ぶための第一歩となるのです。
不況の影響により消費量は減ったとしても、お客様がまったくのゼロになるわけではありません。適切な商品を適切な価格で提供すれば、どんなときでもそれを欲する人はいるはずです。不況のせいにして、素直に自分を省みることがなければ、いつまで経っても失敗から学ぶことはできません。
景気の波に影響されるタクシー業界でも、本当に稼いでいる人は、売上げの落ち込みを不況のせいにして片づけません。どうすれば売上げを増やせるかを真剣に考え、自助努力しています。たとえば、新宿の歌舞伎町なら長めの距離で利用する客が多いだろうと考えて、歌舞伎町で待機する。歌舞伎町から銀座へ客を送り届けたあとも、また歌舞伎町に戻って次の客を待つ。そうやって客の心理を推測して行動する人は、ほかの運転手の2倍は稼いでいます。
中古ピアノ販売が成功したのは、ほかの誰もやらないことをやったからです。すでに多くの楽器店が参入していた新品ピアノのビジネスは、誰でも参入できるくらいだから勝算は高いかもしれませんが、そこで競争優位性を確立することは難しい。儲けの薄い商売になるのは目に見えています。あるいはそこそこ成功できたとしても、従来の土壌で勝負している限り、いつか競争優位性は失われていきます。
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坂本孝(さかもと たかし、1940年 - )は、山梨県甲府市出身の日本の実業家。ブックオフコーポレーション創業者。 1963年3月 慶應義塾大学法学部卒業。 1963年4月1日 父の経営する精麦会社、坂本産業に入社。 1972年 オーディオショップの経営に乗り出す。 1977年 オーディオショップの経営に失敗し店じまい。 その後、中古ピアノ販売業、遊休地再開発プロジェクトで経験を積む。 1990年5月 新型の中古本販売のブックオフ直営1号店千代田店を神奈川県相模原市に開設。 1991年8月 ブックオフコーポレーションを設立、社長に就任した。 2006年6月24日(予定) 会長に就任する。 堀内光雄(衆議院議員、元通商産業大臣)
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