名言info

俣野成敏の名言35件

ある程度の努力をもってしても平均以下の結果なら、潔くあきらめることも肝要(かんよう)です。これはちょうど、温泉を掘りあてる行為に似ています。掘れば必ずしも温泉が湧き出るわけではありません。堀りあてるのが早い人は、なにかに没頭できる人で、なにかをあきらめて集中できる人です。
努力は当たり前。時間が限られている以上、どこに向けて努力するのかが勝負。
「あきらめなければ成功する」というような言葉を耳にしたことがあるでしょうか?否定しようもない言葉ですが、留意しなければならないポイントは、「何をあきらめないか?」です。
仕事の目的と背景を確認する癖をつけるとよいでしょう。目的とは「何のために、誰のためにこの仕事をやるのか」、背景とは「なぜこの仕事をやるのか」ということです。この2つを押さえれば、あとはそのゴールに向かって最短距離で進むことができます。
上司が質と量のどちらを重視するのかを知っておくことも大切です。仕事は量を追求すれば質が落ち、質を求めれば量が減る傾向にあります。上司の期待に沿った仕事をするには、上司が求めるバランスを知ることも必要です。
締め切りの前であれば、たとえ50点の状態で見せても、「仕事ができない部下だ」との評価が下されることはありません。「残りの50点を埋めるにはどうすればいいですか」と直接上司に聞くことで、上司が求めるレベルに近づけることができます。
なかには上司に尋ねることをためらう人もいるようですが、学校の試験とは違って、自分が理解できるまで何度でも質問していいのがビジネスマンの特権です。学校の試験では、「問題がわかりにくいので解説してください」とは言えませんが、仕事でなら、「あなたの要求に応えたいので、足りない点を指摘してください」と説明を求めることができます。いわば「カンニングOK」なのです。締め切りの時点で100点に到達するように、上司とゴールイメージをすり合わせながら仕事を進めていくと良いと思います。
通常は、スケジュール帳には予定しか書き込まない人が多いと思いますが、予定の下に実際に使った時間も記録していきます。すると、なかなか予定どおりには進んでいないことがわかるはずです。自分が使った時間を問題解決型(クレーム処理、トラブル対応などの過去に対する活動)と課題創造型(新しい企画立案など未来に対する活動)に色分けしてみて、問題解決型の時間が極端に多いようなら注意が必要です。予定以上に問題解決型の仕事に割り込まれて、課題創造型の時間が奪われている可能性があるからです。そこには必ず原因があるはずです。その原因を解決しない限り、いつまでも問題解決型の仕事に追われることになります。
とくに歴史の長い会社や社員数の多い会社には、形式的に続いてはいるものの、なくても支障のない仕事があるものです。いまある仕事が本当に必要なのか、目的は何かを検証し、不要なら廃止することも大事ですそうやって業務のスリム化を図ることで、課題創出のために時間を使うことができますし、将来その会社に関わる人たちの時間を生み出すことにもつながります。
仕事が増えることを嫌がる人が多いようですが、仕事が与えられるということは、会社から期待されている証拠です。与えられた仕事をひとつこなしたら、次はもっと大きな仕事を任せられると考えればいいのです。仕事の規模が大きくなったからといって、いまよりも忙しくなるとは限りません。むしろ、仕事を選ぶ自由や人を雇う権限が与えられるし、極端な話、部署を選ぶ自由さえも与えられることもあります。つまり、忙しさから抜け出したいなら、出世するのが一番なのです。
仕事には、それを評価する相手が必ず存在します。仕事を指示した上司や、仕事を依頼したクライアントなどです。これらの評価者が期待するレベルに早く到達できる人が、「仕事が速い人」ということになります。
もともとダイエットには興味がなかったのですが、短期間で10kgの減量に成功した友人が「パフォーマンスが上がった」と言うので、試してみることにしました。さっそく、指導者の上野啓樹氏を紹介してもらって自分でもダイエットしてみると、明らかに疲れにくくなったと感じますし、朝はシャキッと起きられます。一番変わったのは午後になっても眠たくならなくなったこと。以前は、昼食後は一気に仕事のパフォーマンスが落ちていたのです。
空腹のときこそ最大のパワーが出る。逆に満腹のときには消化エネルギーを使うので休むしかない。満腹のライオンはごろんと寝転がって、目の前をシマウマが歩いていても見向きもしませんよね。ビジネスは私たちにとって狩りなのですから、頑張るためには無理はしない限りで空腹の状態が実はベストです。
会社に対してイライラする原因のひとつは、自分がコントロールできる時間が限られていることでしょう。会社の中でイキイキと楽しく働いている人は、自分の意思で動いている時間の割合が大きい。イライラしないようにするには、自分の意思で動く時間を増やすことが重要です。スケジュール帳を開いて、指示を受けて動いている時間と自分の意思で動いている時間を色分けしてみてください。そうして「見える化」することが第一歩です。
自分でコントロールできる時間を増やすためには、仕事を与えるよりも自由に動いてもらったほうが価値が高い人材だと、上司や会社に思ってもらわなければなりません。そのためには、上司や会社の期待を超える成果を出すことです。
上司や会社の考える100点と自分の考える100点は違うことが多いということを忘れないでください。このことを覚えておかないと、「言われたことをやったのに評価してくれない!」とイライラが募ってしまいます。
「指示された内容には入っていないけれども、指示の目的を考えればこれもやっておくといい」というプラスアルファをする。つまり、気を利かせる。そうすれば上司や会社の評価が上がり、時間を自由に使わせてくれるようになっていきます。
イライラを解消するためには、「イライラノート」をつけることも有効です。社内起業をしたばかりで、なかなか思いどおりにいかなかった頃に始めた習慣です。ノートの左側に、何に対してイライラしたのかを書きます。イライラするということは、「こうすればいいのに、どうしてそうしてくれないんだ」と他人に対して思っているということですから、自分にはその人の改善点が見えているということです。その改善策を右側に言きます。改善策は、自分ができることではなくてかまいません。むしろ、自分もできないことがほとんどでしょう。それでも、「こうすればいい」ということがわかる「視野」を持っていることを「見える化」するだけで、イライラ解消に効果があります。
異動をネガティブに捉えるのではなく、上司や会社に、自分に何を期待しているのかを確認するべきです。その際に、「今度の異動先で成果を出したら、私が希望する仕事をさせてもらえますか?」と尋ねてみてもいいでしょう。
人事は上司や会社が決めるものだと思っている方が多いでしょうが、それは半分正しくて、半分は間違っています。人事というのは、要するにマッチングです。野球のドラフト制度と同じで、「この部署に人が欲しい」となったときに、「あ、あいつがいるな」と思い浮かべてもらえるかどうかで決まるのです。私が香港に異動になったときも、辞令が出たのは、飲み屋で上司に海外赴任の意向を聞かれた少しあとでした。
会社の中で少しでも大きな仕事をしようとすれば、あちらこちから反対の声が挙がります。会社というのは部署ごとの部分最適の集合ですから、部署の枠を超える仕事をしようとすれば、逆風が吹くのは当然です。むしろ、逆風が吹いていないときは、「自分はチャレンジをしていない」と反省する必要があるかもしれません。
組織では、どんな提案に対しても、2割は賛成、6割は日和見、2割は反対するものです。この反対する2割を説得しようとしてもイライラするだけ。日和見の6割についても、なんとか賛成に回らせようとするのは得策ではありません。重要なのは、自分たちを「勝ち馬」に見せることです。勝ち馬には乗りたがるものなのです。まずは情報を発信すること。すると、そのうちに「何か面白いことをやっているみたいだよ」という雰囲気が広まり、「協力できることがあればするよ」と言ってくれる人が現われてくるはずです。
社内ベンチャー制度は聞こえはいいかもしれませんが、制度への応募は退職前提の片道切符でした。しかも、2年間という期限付き。挑戦してみてダメだったら、転職のネタくらいにはなるかもしれない、と思ったほどです。同じようにチャレンジする同世代はおらず、彼らは他社に活路を求めていったので、何かしら負けん気が出たこともあります。
リストラ候補になったのをきっかけに社内ベンチャー制度に応募したことを振り返っての発言
リストラ候補になる前の私は、上司の指示をこなしさえすれば定年まで会社にしがみついていけると思っていました。でも、リストラ勧告を受けて目が覚めたのです。これからのサラリーマンはプロフェッショナルでなければ生き残ることはできないと思います。
日本経済全体が伸びている時代は、誰がやってもそれなりに勝つことができたといえます。アマチュアの手を借りたいほど市場が拡大していたからです。それがいまや、大企業に入っても定年というゴールを迎えられる保証はどこにもないのです。ところが、時代が変わっても「企業はヒトで成り立っている」という事実は絶対に変わらない。サラリーマン受難の時代になることによって、プロフェッショナルの必要性はますます高まっているのです。
厳しい社会情勢の中で、起業して成功する人はごくわずかです。そもそも、起業して成功するのは、会社員時代から優秀だった人なのです。だからまずはプロフェッショナルサラリーマンになれば、そのまま会社で働き続けるか、起業するか、あるいは企業内で前例のない働き方をするかといった様々な選択肢を手にすることができるのです。
プロフェッショナルになることで、会社の業績低下やリストラの噂に一喜一憂する必要はなくなります。何よりも、毎日が充実して、仕事が面白くなります。
最悪のコンディションのときでも、アウトプットはいつも通りのレベルが保てるようになれば、プロフェッショナルになったと言えるのではないでしょうか。
プロフェッショナルサラリーマンとアマチュアサラリーマンの決定的な差異は、上司から仕事を仕入れる側か、仕事を自ら創出して社員たちに提供する側かという立ち位置の違いに表れます。アマチュアがいくら「私は仕事ができます」といっても、それは上司がつくった仕事を仕入れて、それを回転させているにすぎません。上司から仕事をもらっているうちは、まだプロフェッショナルとは呼べないのです。
私は大学卒業後、東証一部上場企業に入社したものの、30歳のときにリストラ候補になりました。そのとき、転職を考えたのですが、私にはこれといった専門性がありませんでした。海外駐在員になったりもしましたが、ゼネラリストとしていろいろな部署を転々としていたのです。そのような典型的な何でも来いの文系型サラリーマンの市場価値は高くないのです。
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