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泉谷直木の名言102件

部下との雑談の機会はなるべく増やすようにしています。スケジュールを社員に公開し、社長室のドアをいつもオープンにしているのもその一環です。それで社員がやってきたら、たとえメールを打っている最中でも手を止めて、その場で必ず話を聞きます。さすがに社長室に茶飲み話に来る人はいません。皆きちんと準備をし、それなりの心構えでやってきます。だから、話を聞けば必ず仕事のヒントが見つかります。それなのに忙しいからと後回しにしたり、断わったりしたらもったいないじゃありませんか。自分の時間は自分さえ工夫すれば、あとでいくらでも取り返しがきくのですから。
リーダーシップを発揮するには、部下を説得するのではなく、納得させなければなりません。それには質問が有効です。「君の担当するお客様は、いまどんな課題を抱えておられるんだろう? そのために、君ができることとは何だろうか?」。このように部下に質問をしながら、やるべきことを本人に考えさせることが大切です。
何であっても相手の話題に興味を持ち、素直に感心することが大切です。仕事に関係ない話であっても、無駄などと思ってはいけません。そもそも、何が無駄で何が無駄じゃないかなんて、あとになってみなければわからないのです。
私は、新聞や雑誌を読んでいて、この人に会いたいと思ったら、すぐに連絡を取って会いに行くようにしています。
雑談の「雑」には混ぜるという意味があります。それから「談」は「言」と「炎」という字からできている。混ぜ合わされた何かを言葉の炎で加熱して、新しいものを生み出していく。雑談というのは、本来そういう力強いものなのです。そして、混ぜるものが増えれば増えるほど化学反応は活発になり、思いもよらないものがそこから立ち上がってくる。
リーダーに必要な能力は「戦略構築力」「目標達成力」「リーダーシップ」の3つです。このうち研修などで身につけられるのは戦略構築力だけ。残りの2つはコミュニケーションを通してしか習得できません。
時間があれば現場に行って社員と話し、夜は一杯飲むようにしています。社員の人となりを知って、同時に自分のこともわかってもらう。これがいい風土づくりの第一歩。それには社長が雲の上の人ではダメなのです。
指示や目標を伝えたからそれで良しとはなりません。仕事で大事なのは、伝えたことがどこまで達成できるかなのです。
雑談のいいところは条件にとらわれず、本音の話ができる点にある。とくに社内ではコミュニケーションが大事と言いながら、どうしても指示や命令が多くなり、水面下で文句が言われることになりがちである。しかし雑談なら上司、部下という立場を超え、同じ人間同士としてコミュニケーションができる。雑談の価値はそこにあり、私は非常に重要だと考えている。
最初に誰かと会うとき、何も情報を持たずに「はじめまして。これまで何をされてきたんですか」と接するのと、会話のきっかけとなる情報を持ち「最近、○○しているそうですね」などと入っていくのとでは、その後の雰囲気は大きく異なってくる。
お会いする人とは一歩近いところで話をしたい。常に一歩、間を詰めたい。だから私はお得意様やビジネスの相手にお目にかかるときは、事前に必ずリサーチする。社外の人にお会いするときは、直近3カ月分の新聞・雑誌記事に目を通している。
会議や商談の準備は週末にしている。金曜日には翌週の仕事の資料をつくって持って帰り、目を通してポイントをメモする。そして当日の朝、その日の資料を読み返す。そう言うと完璧主義者のように思われそうだが、ただその瞬間ごとに自分ができるベストを尽くしたいという思いからなのだ。
ビジネスにしても、すべて一期一会である。自社の社員であっても、年に一回しか会わない人もいる。その大切な機会には、やはり意味のある仕事をしたいと思う。
雑談にはメリットがある。それは、「雑談的に伝える」ことができるということだ。社長室に呼びつけて指示、命令を伝えるのと、こちらから相談する、あるいは相手の相談を受けるような形で伝えるのでは、結果として指示、命令に近い形になったとしても相手の受け止め方は違ってくるだろう。雑談なら「そうは言いますが……」と相手も意見を言いやすい。しっかり考えている人と雑談していると、よい意味でだんだん議論に発展していく。「それ、おもしろいな」「もう少し突っ込んでみよう」とプラスの話に発展していくのだ。それが新しい企画につながっていくこともある。
打ち合わせを早く終わらせて、残りの時間で「今年これができたら来年はあれができる。そうすると再来年はこうなる」と先々の構想まで話をしておけば、それを知っている人と知らない人とでは仕事のやり方も変わってくるだろう。
対面した相手と距離を縮めるために、私は目線の高さを合わせて話をするように意識している。たとえば、私が社員の職場へ行って話をしようとすると、相手はこちらに合わせて立ち上がろうとするだろう。これでは目線の付置が違ってしまう。そこでデスクの脇にあるゴミ箱に座って話をする。そうすると椅子に座っている社員とちょうど同じ目線の高さになる。
笑顔も大切。やはり難しい顔をしていたら雑談はできない。そして自分がオープンであるという姿勢を伝えるのだ。
社員、部下に対しては、自分が話をするより相手の話を聞くことが大切だと考えている。
私は社員に対し「最近、何か困ったことはないか?」「おもしろいことはないか?」と話を切り出すことが多い。そのとき、話を聞いた後に相手をバッサリやってはいけない。そうしたら、次からその人は口を開いてくれないだろう。
上司から怒られてしまうと、部下はなかなかものを言わなくなってしまう。つい叱りたくなるような話でも、いきなり「おまえ何を言っているんだ!」とはやらず、「そんなことがあるのか」「私にはよくわからないが、いったいどういう話なんだ?」という具合に聞いてあげるほうがよい。我慢してオープンな気持ちで聞くことである。
私は何も言わなかったことで叱られた経験がある。相手は当社の社長だった樋口廣太郎さんだ。「何か困っていることばないか?」と聞かれたので「ありません」と答えたら「部長だったら困っていなければおかしい。困っていないのは仕事をしていない証拠だ」と言って(笑)。
同じ言葉を交わすのでも、「言う」は自分の心に思ったことを音声で表しているだけにすぎない。「しゃべる」は「言う」を数多く繰り返すことである。しかし「話す」というのは相手の気持ちと自分の気持ちをわかったうえで言葉を交換していくことである。「言う」「しゃべる」「話す」はそれぞれレベルが違うのだ。「言い合う」はお互いに自分の意見を言って争っているだけだが、「話し合う」からは何か合意が生まれてくる。
相手に心を開いてもらうには、まず安心感を与えなければならない。そして、途中で態度を豹変させてはいけない。この人とは相性が合う、この人の話に共感する、と思われなければ本音は出てこない。
相手と話が盛り上がらないのは、相手の土俵に乗って話していないことが最大の原因である。事前にしっかり準備をし、こちらの姿勢を低くして、目線を合わせ話していけば必ず相手はいろんなことを教えてくれる。
頭で考えてすぐ言葉にできる人は、確かに頭がよく語彙も豊富なのだろうが、言葉に重みがない。ハートを燃やして腹をくくり現場を歩いた人は、言葉に重みと具体性がある。そんなベースの有無が、話を盛り上げられるかどうかに関わってくる。
相手にいい印象を残し、また会いたいと思ってもらうには、その日の話のなかで感動したり記憶に残ったりしたことを、別れ際にリフレインしておくとよいだろう。時間があればもっとこの話をしたかった、と思えば、先送りせず「またお目にかかってお話をうかがいたい」とお願いする。
私にとって、人にお目にかかって聞く話の内容はすべて勉強の材料である。新聞や雑誌でおもしろいと思う発言をしている人がいれば会いに行く。先日、島忠の山下視希夫社長が「プライベートブランドはやりません」と発言しているのを新聞で読んだ。興味を持ったのですぐに電話して会いに行き、お話を聞かせていただいた。
自分が教えを乞うときは同じ目線で敬語を使い、きちんと頭を下げて話すのは当然の礼儀である。それは社内でも同じことだ。自分が若い社員に何か教えてもらうときは社長室に呼ぶのではなく、各フロアにある打ち合わせ室へ行って話を聞くようにしている。
雑談は時間の無駄という人もいるが、私は雑談をしていて「これはおもしろい」と頭に残ったことを、新しい仕事や計画に反映したりすることがよくある。時間潰しのための雑談だと考えてはいないのだ。
私が社員に「君、それおもしろいね」というのは、「あなたはその分野に力があるからもっとよく考えてほしい」という意図がある。SNSで「いいね!」ボタンを押されると、反応が返ってきたと嬉しくなってまた発信しようと思うだろう。それと同じことをリアルでやっているわけである。
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