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山本真司の名言87件

30代の出世頭というのは、よく仕事をして数字をあげて、みんなに可愛がられて、他部署との調整も上手くて……という人ですよね。つまり、「いかに仕事をするか=HOW」を考えていればよかった。ところが、40代に入ると仕事の質が変わります。経営人材として、「何をやるのか=WHAT」を考えることを求められるのです。
40代から仕事で伸びるには、意識的に変わるしかありません。コンピュータのOSを入れ替えるくらいの大転換が必要です。
30歳までに受動的に学んだ知識を、40歳からは自分なりに再統合し、それをベースに独自の主張ができるようになること。40代では、自分の主張がある人と、受け売りしかできない人では明らかに差がつきます。
すでに部下がいるという人でも、与えられた仕事を部下に指示してやるだけではマネージャーです。経営人材になるためには、ビジョンを描き、戦略を組み立てて周囲を巻き込むリーダーに変化する必要があります。
50代以降、経営幹部として登用される人というのは、会社の新しいビジョンを提示でき、戦略も立てられて、それに合わせて組織全体を変えていけるチェンジマネジメントができる人です。いまのような時代には、そういう人でなければ40代以降は「できる人」とはいえません。
40歳を境に「できる人」の定義が変わります。ビジネスマンとして生き残ろうと思うなら、40代からは「いかに仕事をするか=HOW」ではなく、「何をやるのか=WHAT」を考えられるようにならなくてはいけません。
勉強する暇がないという人には、とにかく自分の仕事を減らして暇をつくれとアドバイスしたいですね。自分が徹夜して頑張るのではなく、徹底的に部下に仕事を振って、チームの総力で仕事をするんです。部下にとっても、権限を委譲されれば仕事が面白くなるので、歓迎のはずです。
業務量を減らす余地は必ずあります。「他のメンバーと自分との仕事の配分を変えて暇をつくる」「顧客との信頼関係をきっちりつくって、電話で打ち合わせを済ませられるようにする」「社内向けの企画書なら、綺麗な体裁に整えずにA4一枚でいいじゃないか」……と。
やってみればわかりますが、40代になれば、仕事を減らすのは決して難しいことではないはずです。なぜなら中堅ともなれば「何をやるべきか」「本当に大事な仕事は何か」がわかってきているはずだからです。さらに効率化にあたってこれまで蓄えてきた知識が活用できます。一日も早く業務を減らして、暇をつくるべきです。
これは私の経験ですが、30代後半から社内ではなく社外にネットワークが広がりました。尊敬できるロールモデル(お手本)となる人にたくさん出会えたんです。得意分野を教え合えるような仲間も増えました。それはなぜかというと、自分に語るべきサムシングができたからです。中身がないと人とは話をしてもつまらない。成功・失敗に関わらず、一生懸命仕事をして経験を積んできた人は話をしていて面白い。見のある話をできるようになれば、人脈をつくろうなどと考えなくても、自然とネットワークは広がります。
上の世代は何かとアドバイスをくれますから、勉強になります。ちなみに30代後半のとき、私がよく言われていたのが「仕事を減らせ、暇をつくれ」ということでした。
40代になってから意識的に社内の飲み会に出る回数を減らしました。内輪で酒を飲むと、「あいつが悪い」という犯人探しになりがちで、あまり生産的とはいえません。前向きな刺激を得たいなら、社外の人物と積極的に交流すべきです。内輪で親交を深めたい場合には、仕事の話は一切なしというルールを決めた方がいいでしょう。そのほうがずっと気持ちのいい酒席になります。
考えるためには、まず雑念を払うことが大切です。頭のワーキングメモリが空いている状態を作らなくてはいけません。スケジュールを記憶していたり、次の仕事の段取りを考えていたりするとメモリを使ってしまって思考が阻害されます。「この仕事の締切はいついつまでで……」なんて雑念があったら、それに押し潰されてしまって考えるどころではないでしょう。ですから、スケジュールなどはすべてメモして、書いたはしから忘れます。不安なことがあれば、それもすべて箇条害きして忘れる。スケジュールやTODOリストを綿密に作って「このとおりにやれば大丈夫」という状態にする。こうやって雑念を払い、そのぶん脳のメモリを空ける。これが考える準備の第一です。
集中のためには環境も大事です。会社に勤めていた頃は、自由に使える時間と場所を一生懸命探していましたね。普段は集中できないので、金曜の夜から自腹でビジネスホテルに泊まり込んだりしました。電車の中で座っている時間も、誰にも話しかけられなくて考えるには好都合。カフェを活用するという手もいいでしょう。
考える前の心構えも大事です。思考はとてもハードな作業なので、目標を高くしないと耐えられない。「この企画では絶対に他人に負けない」「みんながびっくりするようなものを出す!」と心を決める。適当に考えても、ろくなものはできません。
考えるという作業は、頭の中にスクリーンを置いて、そこにイメージ(絵)を描くことです。誰でも思い当たる節があるでしょうが、いい企画書や報告書が書けるときは、言葉を組み合わせているのではないはず。頭の中でイメージを動かし、それを言葉で描写するといいものができるのです。一方、言葉遊びで組み立てると「薄い」ものしかできないでしょう。考えるとは想像すること、イマジンなんです。
考えるときは目の前から資料を排除すること。資料をあらかじめ読み込んでおくのは大事ですが、考えるときには決して見ない。読むことに脳のメモリが使われてしまいます。重要なことは頭に入っているはずですから、資料は全部しまいましょう。
PCに向かって文書なりプレゼン資料なりを作りながら考える、というのは最悪です。絵を動かして考えること、それを言葉にすること、言葉をさらに吟味して文書などの形にすること、この3つの作業は分けないといけない。同時にできるのは天才だけ。あくまでも、「考える」段階でやることは、これだというイメージにたどり着くところまでです。
答えを導く考え方を身につけるためにはそれなりの訓練が必要ですが、日本企業がいま一番求めているのは新しいことを考えられるクリエイティブな人材。努力して考える力を身につければ、一気に抜きん出られるはず。今ほど考える力が役に立つ時代はないのではないでしょうか。
よく寝ないとダメですね。徹夜しなければいけないような状況だと、思考の効率は極めて悪くなります。
自分なりに到達した答えは、考えることはお茶の作法や水泳の息継ぎのような「身体技術」であるということ。本を読んでできるようになるものではなく、訓練を繰り返して身につけるしかないと。
頑張ることはいいことですし、必要なことでもあると思います。ただ、体力的にも厳しくなってくるミドル世代で仕事の仕方を変えないと、いずれにっちもさっちもいかなくなってしまう時期が来ると思います。
部下にオーナーシップを持ってもらうことが第一。仕事を「他人事」ではなく「自分事」だと思ってもらう。そのうえで口出ししすぎず、部下が働きやすいような仕組みをつくる。そうすれば、自分一人で頑張らなくても、チームが自動で回り出すようになる。
明らかに部下の言っていることがおかしいと感じても、とりあえずはじっくり聞く。どうしても理解できなければ「なぜそう思ったのか」も聞く。そうして、その部下の思考回路を徹底的に理解しようとします。そこまでやれば、必ず一つくらいは、「なるほど、この見方は面白いな」ということが出てくるはず。そうしたら、それを自分の思考に取り込んでしまうのです。自分の思考を広げるチャンスになるだけでなく、今までまったく理解できなかった「異質な部下」と話すことが楽しみにすらなってきます。
なぜ集中できないのか、その大きな原因として「疲れ」があると思います。そもそも、人の集中力はそう長く続くものではありません。疲れていればなおさらです。
私は以前、アメリカで外国人の部下とともに働いていたことがあるのですが、彼らは定時になるとサッと仕事を切り上げ、家族と過ごしたり、趣味を楽しんだりしていました。その代わり朝から猛烈に働きます。このように、「休む時間」あるいは「弛緩する時間」があればこそ、集中することができるのだと痛感しました。
仕事の集中力を高めるために有効なのは、「早く帰ることをルール化してしまう」ことです。私もかつて、尊敬するある上司から、「忙しくても定時で帰れ」と言われ、試しにやってみると確かに仕事の疲れが取れ、翌日の集中力がぐっと高まりました。身体の疲れがどれほど集中力を妨げているのかを実感しましたね。以後、休暇明けや仕事の山を越えて余裕のある日などは、なるべく定時に退社するようにしました。このように「ルール化」することで弛緩する時間を作るのは、集中力を高めるのに非常に重要です。
「定時に帰る」と決めても続けるのはなかなか難しいものです。そんなときは完璧に守れなくてもいいと割り切ってしまいましょう。私も正直、自分のポジションが上がり忙しくなるにつれ、次第に「定時で帰る」を守れなくなってきました。実際に守れたのは6~7割といったところでしょうか。でも、「定時で帰ろう」と思うからこそ、工夫が生まれてきます。たとえば、今までは30分単位、1時間単位でスケジュールを立てていたものを、15分を一単位として考えるようにしました。15分では何もできないと思われそうですが、このくらいあればひと仕事できるものですし、短時間なのでその分集中もできます。
忙しいとつい保留してしまいがちな簡単な事務仕事などは、会議が始まる前の時間や、タクシーでの移動中などのスキマ時間に組み込むようにしました。そのために、モバイル機器を縦横無尽につないで、どこでも仕事ができる状況を作るように心がけました。「定時に帰る」という目標があればこそ、工夫はどんどん生まれてくるものです。
私がお勧めしたいのは、「段取りによる「仕事の前倒し」」です。たとえば2カ月先に講演会の予定が入っているとします。普通は1週間前くらいになってあわてて用意するものですが、段取りを立てて細切れの工程に分け、それを早い段階から少しずつ進めていくようにするのです。講演会なら、ネタ探し、テーマ設定、資料集め、資料作成などという工程に分けられますよね。まずはそのうちのネタ探しだけでも前倒しで進めてしまう。そうすることで、「ネタ探しはすでに終わっている」という安心感が生まれ、焦りもなくなるのです。
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