名言info

村上春樹の名言338件

私たちがまともな点は…自分たちがまともじゃないって、わかっていることよね。
編集者には二種類のタイプがある。ひとつは自分で企画を立てて、それを筆者に書かせていくタイプ。もうひとつは筆者が書いたものをそのまま引き受けて、具体的な本のかたちにしていくタイプ。
火ゆうのはな、かたちが自由なんや。自由やから、見ているほうの心次第で何にでも見える。順ちゃんが火を見ててひっそりとした気持ちになるとしたら、それは自分の中にあるひっそりとした気持ちがそこに映るからなんや。
僕にとって文章を書くのはひどく苦痛な作業である。一ヶ月かけても一行も書けないこともあれば、三日三晩書き続けてた挙句それがみんな見当違いといったこともある。
嵐だの洪水だの地震だの噴火だの津波だの飢饉だの癌だの痔だの累進課税だの神経痛だのとこれだけ多くの災難が人生に充ちているというのに、どうしてその上戦争まで起こさなくちゃならんのだ?
僕は変わった人間なんかじゃない。本当にそう思う。僕は平均的な人間だとは言えないかもしれないが、でも変わった人間ではない。僕は僕なりにしごくまともな人間なのだ。
夢の中では衝突はほとんどおこらない…でも現実は違う。現実は噛みつく。現実、現実。
面白みというものは、我慢強さというフィルターをとおしてはじめて表出してくるものであろうと僕は考えているし、小説の文章というものの多くはそのような位相の上に成立している。
僕に必要だったのは自分というものを確立するための時間であり、経験であったんだ。それは何も特別な経験である必要はないんだ。それはごく普通の経験で構わないんだ。でもそれは自分の体にしっかりとしみこんでいく経験でなくてはならないんだ。
女性は怒りたいことがあるから怒るのではなくて、怒りたいから怒っているのだ。そして怒りたいときに怒らせておかないと、先にいってもっとひどいことになるのだ。
世界は原則的にはそのトラブルの質によってアイデンティファイされる。そして我々はたとえどこにいようと、そのトラブルとともに歩み、そのトラブルとともに生きていくしかないのだ。
世界とは、「悲惨であること」と「喜びが欠如していること」との間のどこかに位置を定め、それぞれの形状を帯びていく小世界の、限りない集積によって成り立っているのだ。
その状況の向こうにいる人間の姿がきちんと見えていれば、大抵のことには我慢ができる。逆にそれほど悪くない状況に身を置いていても、ひとの姿が見えていないと苛立つし、不安になる。
人生は基本的に不公平なものである。それは間違いのないところだ。しかしたとえ不公平な場所にあっても、そこにある種の「公平さ」を希求することは可能であると思う。
人が自らの容量を超えて完全になろうとするとき、影は地獄に降りて悪魔となる。なぜならばこの自然界において、人が人間以上のものになることは、自分以下のものになるのと同じくらい罪深いことであるからだ。
重要なのは、動き回る善と悪とのバランスを維持しておくことだ。どちらかに傾き過ぎると、現実のモラルを維持することがむずかしくなる。そう、均衡そのものが善なのだ。
時間というのはどうしようもなくつながっているものなんだね。我々は自分のサイズにあわせて習慣的に時間を切り取ってしまうから、つい錯覚してしまいそうになるけれど、時間というのはたしかにつながっているんだ。
古代ギリシャ人がそうであったように、奴隷が畑を耕し、食事を作り、船を漕ぎ、そしてその間に市民は地中海の太陽の下で詩作に耽り、数学に取り組む。芸術とはそういったものだ。
歳を取ることはそれほど怖くはなかった。歳を取ることは僕の責任ではない。誰だって歳は取る。それは仕方のないことだ。僕が怖かったのは、あるひとつの時期に達成されるべき何かが達成されないままに終わってしまうことだった。それは仕方のないことではない。
我々は我々自身をはめこむことのできる我々の人生という運行システムを所有しているが、そのシステムは同時にまた我々自身をも規定している。それはメリー・ゴーラウンドによく似ている。
外国に行くとたしかに「世界は広いんだ」という思いをあらたにします。でもそれと同時に「文京区だって(あるいは焼津市だって、旭川市だって)広いんだ」という視点もちゃんとあるわけです。僕はこのどちらも視点としては正しいと思います。
たぶん我々はあのとき会うべくして会ったのだし、もしあのとき会っていなかったとしても、我々はべつのどこかで会っていただろう。とくに根拠があるわけではないのだが、僕はそんな気がした。
僕がそれよりもさらにうんざりさせられるのは、想像力を欠いた人々だ。その想像力の欠如した部分を、うつろな部分を、無感覚な藁くずで埋めてふさいでいるくせに、自分ではそのことに気づかないで表を歩きまわっている人間だ。
僕が真剣に選びとろうとすると、それは逃げていくんだ。女にしても、役にしても。向こうから来るものなら僕は最高に上手くこなせる。でも自分から求めると、みんな僕の手の指の間からするっと逃げていくんだ。
(恋をするとは)息をのむようなすばらしい思いをするのも君ひとりなら、深い闇の中で行き惑うのも君ひとりだ。君は自分の身体と心でそれに耐えなくてはならない。
長いあいだ一人でものを考えていると、結局のところ一人ぶんの考え方しかできなくなるんだ。ひとりぼっちであるというのは、ときとして、ものすごくさびしいことなんだ。
人が一人死ぬというのは、どんな事情があるにせよ大変なことなんだよ。この世界に穴がひとつぽっかり開いてしまうわけだから。それに対して私たちは正しく敬意を払わなくちゃならない。そうしないと穴はうまく塞がらなくなってしまう。
どれだけの天才でもどれだけの馬鹿でも自分一人だけの純粋な世界なんて存在しえないんだ。どんなに地下深くに閉じこもろうが、どんな高い壁をまわりにめぐらそうがね。
どうしてあなたってそんなに馬鹿なの?会いたいにきまってるでしょう?だって私あなたのことが好きだって言ったでしょ?私そんなに簡単に人を好きになったり、好きじゃなくなったりしないわよ。そんなこともわかんないの?
つまらん女を遊んでいると、そのうち本人までつまらん人間になってしまう。 馬鹿な女と遊んでいると本人まで馬鹿になってしまう。 かといって、あまりいい女とも遊ぶな。あまりいい女と関わると、元に戻れなくなってしまう。
337件中1-30件を表示
次のページ ▶
name 村上 春樹(むらかみ はるき) caption 村上春樹, 2009 pseudonym death_date death_place occupation 小説家、翻訳家、エッセイスト period 1979年 - genre 小説、エッセイ、米文学翻訳作品 notable_works 『風の歌を聴け』(1979年)『羊をめぐる冒険』(1982年)『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(1985年)『ノルウェイの森』(1987年)『ねじまき鳥クロニクル』(1995年)『海辺のカフカ』(2002年)『1Q84』(2009年) subject movement awards 群像新人賞(1979年)野間文芸新人賞(1982年)谷崎潤一郎賞(1985年)読売文学賞(1996年)フランツ・カフカ賞(2006年)バークレー日本賞(2008年)エルサレム賞(2009年) debut_works 『風の歌を聴け』 spouse 村上陽子(1971年 - ) partner
ランダム
三田紀房の名言24件 アルントの名言5件 堀場雅夫の名言95件 ポール・マッカートニーの名言14件 竹下佳江の名言12件 ポール・セザンヌの名言6件 美空ひばりの名言11件 一遍の名言8件 金田朋子の名言5件 佐野健一の名言9件 フレッド・ジンネマンの名言2件 エドモンド・スペンサーの名言1件 中村正人の名言1件 平松守彦の名言1件 漆原先生の名言1件
ランダム表示
世界の偉人・有名人の名言集・格言集まとめサイト!
仕事、恋愛、努力、スポーツ、アニメ等の心に残る有名なひとこと、英語名言、語録多数収録!
名言info