森鴎外の名言集・格言集
36件
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僕は生まれながらの傍観者である。(中略)どんな感興のわき上がった時も、僕はそのうずまきに身を投じて、心から楽しんだことがない。僕は人生の活劇の舞台にいたことはあっても、役らしい役をしたことがない。
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酒を傾けて酵母を啜(すす)るに至るべからず。
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生死別ルヽ瞬間アラユル外形的取扱ヒヲ辞ス。
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死ハ一切ヲ打チ切ル重大事件。
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人に言うべき事は最後まできちんと言うがよい。全部は言いたくないことだったら、むしろ初めから黙っていよ。
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若くて美しいと思われた人も、しばらく交際していて知恵の足らぬのが暴露してみると、その美貌がいつか忘れられてしまう。その上、30になり、40になると、知恵の不足が顔に表れて、昔美しかった人とは思われぬようになる。これとは反対に、顔立ちには傷があっても才人だと交際しているうちにその醜さが忘れられる。さらに年を取るにしたがって、才気が容貌をさえ美しくする
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一々のことばを、はかりの皿に載せるような事をせずに、なんでも言いたい事を言うのは、われわれ青年の特権だね。
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日の光を藉りて、照る大いなる月たらんよりは、自ら光を放つ小き燈火たれ。
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余は石見人、森林太郎として死せんと欲す。墓は森林太郎のほか一字も彫るべからず。
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壮時代に心の田地に卸された種子は、容易に根を断つことの出来ないものである
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三面記者は何から何まで裁判をしなくてはならない。
灰燼
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人の光を藉りて我が光を増さんと欲するなかれ。
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人の長を以て我が長を継がんと欲するなかれ。
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みんなが誉めるのは、おべっかである。六割が誉めて四割がけなすのが人材である。
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足ることを知ることこそが、幸福である。
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友の変じて敵となるものあり。
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一匹の人間が持っている丈(だけ)の精力を一事に傾注すると、実際不可能な事はなくなるかも知れない。
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私は学殖なきを憂うる。常識なきを憂えない。天下は常識に富める人の多きに堪えない。
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打ち明け過ぐるも悪(あ)しく、物隠すように見ゆるも悪しきなり。
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日の光を借りて照る、大いなる月であるよりも、自ら光を放つ小さな灯火でありなさい。
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少壮時代に心の田地に卸(おろ)された種子は、容易に根を断つことの出来ないものである。
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人に言うべき事は、最後まできちんと言うがよい。全部は言いたくないことだったら、むしろ初めから黙っていよ。
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おれなんぞの顔は閲歴がだんだんに痕(こん)を刻み付けた顔で、親に産み付けてもらった顔とは違う。
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善とは、家畜の群れのような人間と去就を同じうする道にすぎない。それを破ろうとするのは悪だ。
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実に敵という敵の中で山の神ほど恐ろしい敵はない。
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女はどんな正直な女でも、その時心に持っている事を隠して外(ほか)の事を言うのを、男ほど苦にはしない。
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富人(ふじん)が金を得れば、悪業が増長する。貧人(ひんじん)が金を得れば堕落の梯(はしご)を降って行く。
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一々のことばを秤(はかり)の皿に載せるような事をせずに、なんでも言いたい事を言うのは、われわれ青年の特権だね。
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日の光を籍(か)りて照る大いなる月たらんよりは、自ら光を放つ小さき燈火(ともしび)たれ。
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武士はいざという時には飽食はしない。しかしまた空腹で大切な事に取り掛かることもない。
name 森 鴎外
caption 森鷗外(1911年)
pseudonym
birth_name
birth_date 1862年2月17日
birth_place 石見国津和野町 津和野
現・島根県津和野町
death_place
occupation 小説家、評論家、翻訳家、劇作家 戯曲家、帝国陸軍 陸軍軍医、高等官 官僚
period
subject 小説、翻訳、史伝
movement
notable_works
awards
debut_works
spouse 登志子(1889年 - 1890年)森志け 志け(1902年 - 1922年)
partner
children 森於菟 於菟(長男)森茉莉(長女)小堀杏奴(次女)不律(二男)森類 類(三男)
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