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三木卓の名言10件

僕はおやじギャグ、大賛成です。大いに飛ばしてほしい。しかも下手であるほうがいいんです。みんなに「あれさえ言わなけりゃ、いい男なんだけどな」と言われるのが大事だと思います。たとえば大砲の弾がドカドカ飛んできて、全員が頭を低くしているときに、誰かがボソッとくだらないことを言う。そうすると、みんな元気が出ると思うんです
欠陥だらけの人間でも、その人間が鈍感であり、自己を見つめる目がなければ平気なのである。だから劣等感というものは高級な感覚だとも言える。
劣等感とは、十全に生きたいと強く願う人ほど味わわねばならぬ可能性が多くなる感覚なのであって、いちがいに委縮した退嬰的なものと思うわけにはいかないのである。我々はほとんど誰も、完璧な形で宇宙の意志を実現しているものではないはずであるから、そのことを強く意識したものほど劣等感を味わうであろう。
退嬰=たいえい=しりごみすること
劣等感は十全に法則に適合できない生物が、より充実した生を生きたいと思っているのにそれがかなわない痛みであるといえるだろう。とすれば、劣等感とは、積極的に生きたいとする生の願望が何らかの形で否定されることによって顕在化した痛みである。ともいえるということである。
小学4年のとき、満州から引き揚げてきたとき、リュックサックの中には着替えと親父の骨箱だけ。家屋敷や財産は全部向こうにおいてきました。だから、あとはもうよくなるしかないという思いで世界を見ています。
パーティではみんな楽しいという感じをつくっていくのがいいんです。主催者はもちろん、参加者も一緒になってそういう方向へ持っていく。大きくいえば日本の社会が少し明るくなったり、少し楽しくなったりした方がいい。大事なのは、少し上向きにしていこうとすることです。
僕はおやじギャク、大賛成です。大いに飛ばしてほしい。しかも下手であるほうがいいんです。みんなに「あれさえ言わなけりゃ、いい男なんだけどな」と言われるのが大事だと思います。たとえば大砲の弾がドカドカ飛んできて、全員が頭を低くしているときに、誰かがボソッとくだらないことを言う。そうすると、みんな元気が出ると思うんです。
礼状にはパーソナルな要素が入らなければいけません。その人と自分との間にしかないようなつながりが、どこかで出ることが大事だと思います。
自分にとっては大変なことでも、他人から見たらおかしなことかもしれません。自分を笑いものにすることが、ユーモアの基本です。我々はお互い情けない存在なんだ、という共感がどこかにあります。そういうところへ自分の気持ちを引っ張り出すことが大事です。
失くしたものばかりを思っていたらうつになります。不景気、不景気と言うけれど、揚げたてのアジフライとキャベツの千切りがあって、生ビールを飲めたらそれで幸せじゃないですか。
三木 卓(みき たく、1935年5月13日 - )は日本の詩人、小説家。 本名、冨田三樹。東京都に生まれるが、新聞記者だった父に連れられて一家で大連に移住、幼年期を過ごす。しかし敗戦で引き揚げを余儀なくされ、帰国途中で父、祖母らを亡くす。この時の体験が三木文学の根底をなしている生死の影の濃いエロティシズムの遠因と思われる(この辺りの情景は「砲撃のあとで」「ほろびた国の旅」に詳しい)。 帰国後は静岡県に育ち、母子家庭の貧困と左足の障害に苦しみながら、静岡県立静岡高等学校を経て、早稲田大学文学部露文科卒業(この少年期の記憶を辿った連作が「はるかな町」である)。 就職の後、江東区に居を構え、1967年に詩集『東京午前三時』でH氏賞、1970年に詩集『わがキディ・ランド』で高見順賞受賞。ロシア文学の翻訳も手がける。
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