名言info

金児昭の名言43件

最後は真面目が勝つんだよ。真面目な人には誰も手がつけられない。
あきらめたとたんに可能性はゼロとなる。
10年やり続ければ、誰でもプロになる。
人間、誰でも圧倒的に自分がいちばんかわいいのです。極端に言えば、自分以外の人が不幸になると自分が幸せになる。人間はそう考えると知っておいたほうがいい。でないと、ものごとを正しく判断できなくなります。
人は誰でも自分を大事にしてくれる人が好きだ。そして、自分を大事にしてくれる人を、自分もまた大事にしたいと考える。
プロはお客様に喜んでもらうことを常に考えながら鍛練に励んでいる。対するアマは、自分が喜び楽しむことが最大の目的だ。
たとえ親がどんなに教育的な素晴らしい言葉を使っても、親自身がこれに反する行動をとっていると子供は親の言葉ではなく、行動から忠実に学んでいく。
絶対に忘れてはならないのは、「先」のことだけ考えて、夢ばかり追いかけるのではなく目の前にあることを一つずつ、成し遂げていくことである。
どんな人でも「今」という時を大切にすることが、人生の基本である。
早くやるから、のんびりできる。
相手に誠意あるよい仕事を望むなら、自分が誠意を尽くすことだ。それがたった1%でも人よりもまさっていれば、仕事は必ずうまくいく。
すぐにやるから、仕事がどんどん前に進む。
より正しい結論を出すために、熟慮は必要である。しかし、いくら熟慮を重ねて得た結論であってもそれが正解であるかどうかは、決断し、実行してみるまで、誰にもわからない
言いたいことは単純です。「とにかく売上を増やせる会社かどうかを精査してほしい」ということなのです。会社というものはリストラや効率化ももちろん大事ですが、やはり売上高を伸ばせるかどうかです。売上を伸ばして、利益も増やせる会社を選ぶべきなのです。最近はどうもその基本を忘れて、投資効率や投資の回収に何年必要か、といった考え方が幅を利かせていないでしょうか。
信越化学工業でやってきたのは、様々な事業案件の責任者に経理財務の視点を持ってもらうように促し続けることでした。たとえば、私は経理部長から経理財務担当常務のころまでに約30件のM&Aに関わりましたが、交渉の際、事業部長に「アフターM&A(買収の後)を考えましょう」と言い続けました。海外企業などの買収案件が持ち上がると、買収価格の算定や事業内容の点検などを行いますが、その最中に「買収後も、買収先企業の大口の取引先は継続するのか」「原材料の購買先を複数にするなど、何かあったときに対応できる仕組みになっているか」といったことを言い続けるのです。
企業の買収案件の検討の際には、私は事業部のメンバーと一緒に買収候補企業を訪問しましたし、それだけではなく、買収候補企業の営業担当者と一緒にその会社の顧客のところに営業に行くことまでしました。海外企業の買収案件の際には長期間外国に出張するのですが、それこそ夜、メンバーと飲んでいても「アフターM&A(買収の後)を考えましょう」と言っていたほどです。
いまの時代の社長は、経理財務担当役員の視点や力量を持たないといけなくなっているし、逆に経理財務担当役員も経営者の視点が必要になっていると思います。他のレベルでも同じです。専門分野を分担して経営にあたる時代は過ぎたのではないでしょうか。
私は「日経式 おとこの家計簿」で、バランスシートの大切さを徹底的に述べました。いや、バランスシートがあれば他はいらないとまで言い切りました。資産、負債、純資産の3つだけにスポットライトを当て、同書を完成させました。
私の勤めていた信越化学工業での経理・財務一筋の38年間の体験からして、企業では「収益-費用=利益」の計算式通りに、一円でも多くの利益を稼ぎ出すために精いっぱい努力しています。
バランスシートの「バランス」とは、よく言われる平衡・つり合いではなく「残高」のことです。ところが、アメリカの専門学校の簿記教科書を福沢諭吉さんが日本語訳した『帳合之法(ちょうあいのほう)』が、バランスシートや簿記を難しくしてしまったのです。資産や負債を表現するのに、debtorとcreditorを直訳して、借方、貸方という言葉を当てはめてしまいました。debtorとcreditorはもともとまったく意味のない言葉、つまり記号なんです。それなのに借り・貸しと表現したので、ほとんどの人が拒否反応を起こしてしまって、それがいまでも続いてきてしまっているのです。
家計をバランスシートの発想で見るということは、江戸時代の日本にすでにあったんです。茨城大学教授の磯田道史さんが刊行された『武士の家計簿 加賀藩御用算用者の幕末維新』を読んで感激しました。これは磯田さんが神田の古書店で手に入れた加賀藩士猪山家の「入払帳」などをもとに研究した大変な労作です。御用算用者はいまの企業でいえば経理・財務パーソンですから、記録は実に精巧で、そのなかには見事にバランスシートの考え方が入れられています。
私は金融監督庁の顧問をしていたのですが、大変な時代だったんです。山一證券や長銀がつぶれたりした頃です。当時様々な会議に出ましたが、理屈ばかり微に入り細をうがち、実行となると途端に甘えが出てしまうという事態に陥っていました。理屈はさておき、ザックリした実行こそが大切です。
家計簿とは、単なる現金出納帳であり、生活費という家計の一部の記録に過ぎません。つまり、月に一度の収入項目を合わせた費用という「出」の記録でしかないのです。企業に例えれば、キャッシュフロー計算書の一部です。これでは、現在、我が家にはどれほどの資産があり、収入の総額、定常的な費用や何年かにいっぺん出ていく費用、特別に出ていく費用などが、どれほどあるのかという家計の全体像をとらえられません。
家計ではバランスシートが非常に重要です。極端に言えば、私はバランスシートだけでもいいと考えています。そうはいっても、損益計算書の考え方をまったく外せないのですが、基本的にはバランスシートにすべての結果が現れることは理解していただきたいのです。
家計で収入・費用・剰余のうちでどれが一番大事でしょうか。節約、節約と念仏を唱えても、節約する前に入るものが入ってこなけっれば、節約のしようがありません。だから収入が一番大切です。
常に付加価値を付けようとする意欲を持つことや、健康を維持することなどに関する投資は、何十年も続くことを考えても、「短期ではなく長期に結果を求めること」が、ビジネスパーソンにとって大切です。
株は、一度は自分で買って、値下がりを経験して懲りておいた方がいいです。買えば、毎日値動きをチェックして市場の勉強にもなります。私は、いまは自分の子供に損をする経験をさせるのが私の仕事だと思っています。ただし、損をして懲りた方がいいとはいっても、生活を破たんさせては何もなりません。株取引の経験は、生活に支障をきたさない範囲で損をして、寒気を感じることが大切なのだと思います。
昔は、誰もがあまり資産を持っていなかったので、入るお金が少なく貧乏でした。支出を超える収入を得ることがなかなかできなかったので、家計簿は赤字だったのです。ところがいまは、世の中の生活全体のレベルが上がったため、家計が黒字か赤字かを見るには、収入だけでなく、持っている資産も考えに入れなければならないのです。
家計を預かる身としては、いま現金や預金がどれくらいあるのかといった、その過程の資産状況をしっかり把握していなければとても家庭の経営などできません。その意味でも、まず費用の全貌をつかむために、費用を毎月、項目ごとにまとめて書き出してみることが大切です。また、毎月記録することによって、定常的な出費なのか、特別の出費なのかを比較判断することもできるのです。
どんなところに自己投資をすればよいかというと、いま、自分が専門としているところ、得意としているところをさらに深く掘り下げることが、成功に一番近い道ということでしょう。新しい知見や情報を集めれば、自ずと周りに人が集まってきます。そして、集まった人たちとの接触のなかでまた新たな知見と情報を得ることができるという好循環が生まれるのです。
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