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村口和孝の名言45件

ベンチャーキャピタルは金融業ではなく、社会の事業フロンティアの開発支援業である。投資事業組合がファンドの形態をとっていることから、金融業だと思ってベンチャーキャピタルを指向する人が多いが、この仕事の金融的な作業時間は恐ろしく少ない。時間全体の5%もないのではないか。
ベンチャーキャピタリストは常に産業の新領域に先行投資し、キャズムを越え市場に橋頭堡を築こうと努力する。投資を始めたときはいつも意見の少数派である。時代の伝道師的なところがある一方、必ず成功するとは限らないことから山師的と誤解される危険性の高い専門職でもある。この専門職は産業が発展するために絶対必要な職業である。もちろんベンチャーキャピタリストも起業家も一か八かの山師ではない。
キャズム=多数派が自社の商品・サービスに手を出しはじめる前にある溝
事業の繁栄は、「顧客に対して、素晴らしい商品をある原価で効率よく製作して、ある価格で販売提供でき、顧客が価値を見出し喜んでくださる」、という事業の基本ストーリーが、単純に社会の中で実現できるかどうかにかかっている。
社会に対する好き嫌いは当面辛抱せよ。まず、じっと世の中の成り立ちを眺めてみよう。地球も宇宙も社会も、同様にその事実現実を受け入れ、共通点や一見矛盾に見える違いをよく観察して、その不思議さをたっぷりと味わう時間を持つのだ。さらにすでに体験をした様々な人の話に耳を傾ける事も、社会を理解する勉強になる。
世の中を観察し理解するためには、机上の空論ではなく、まず積極的な行動が必要。大まかな概要をネットで調べたら、何よりもまず行動することを考えよう。自らその場所に身を置いて、あるいは様々な異なった意見を持つ人から話を聞いて、最初意味は分からずとも、はじめて体験としての観察結果が、得られた直感と共に、体の中に浸み込んで来る。体のすみずみに、一週間なり行動して学習した観察と印象をしみ込ませよう。
おおよその事業の骨格が見えてきたときに、起業家はこの事業が本当に儲かる事業なのか、継続成長できる事業なのか、大きな投資をする前に今一度踏み留まって検討する必要がある。社会的には役に立っても、結局は損益分岐点を越えられない事業だっていっぱいある。それを確認してから大型投資をしても遅くない。
立ち上がりの新規領域は、リスクも大きいかわりに、最初の不確実な段階だからこそ、最先端企業になることが比較的容易だ。領域が小さいうちにいわゆるデファクトスタンダードとなり、急成長の上げ潮に乗る可能性がある。その新規創業ベンチャーも急成長後は、規模の力が働き、新業界をリードする存在として、他社に対して参入障壁が築ける。新規参入者は提携しか選択肢がなく、新リーダーとなったベンチャー企業を、提携がさらに大きなものに成長させてくれる。
半分も上場すれば凄いと言われ、華々しい成功だけがマスコミから取り上げられるVC(ベンチャーキャピタル)の世界は、裏を返せば、最低半分は苦悩の末、投資に失敗することを意味する。これがVC世界の現実である。成功の影には失敗があり、また成功と失敗とは紙一重である。10社も投資先があれば、例外なく、今日もどこかの投資先が大小のトラブルを抱えて、ベンチャーキャピタリストは頭を悩ませている。
よく「忙しいのにボランティア活動出来ますね」と言われるが、つくづく忙しいから出来るのだと思う。暇で余裕があるときほど、ボランティア活動など面倒で出来ないものである。要は実行する決心が出来るかどうかである。
ゼロの状態から創業する経験を積んでおくことは、キャピタリストとして活動する上で大変重要である。そこが体験的に理解できないということは、起業家がなぜ創業して、どんな体験をしたのか、共感する事が難しいからだ。
組合決算は12月決算が多いので、キャピタリストは1月レポートの作成と監査対応に追われていることが多く、3月には組合集会(いわば株式会社の株主総会)を開催して、組合員に説明する。うまく行っている時は良いが、うまく行っていない時こそ誠実に説明が必要で、額から汗が出る。
良い結果も悪い結果も、善行も悪行も、社会に対する個人の心の投影だ。だから、心が良い活動イメージを持っていなければ、自然と変な方向に向かい、悪い結果をもたらす。
私は神仏を前にした時、お願い事をしないことにしている。代わりにこれまでの報告と、今後の地域への貢献活動を宣言する。その時、神仏を前にして素直に浮かんでくる自分の「心的な社会における活動イメージ」を大切にしている。すべての人生の活動はその人の社会イメージとそこで活動する自己イメージの投影が原点になっているからだ。
中堅企業投資のサラリーマン時代の中で、組織に埋もれてしまうことを恐れ、年に2回の夏休みと冬休み休暇を利用して、毎年欠かさずシリコンバレーをはじめ、海外視察に出かけ、日本での投資活動の肥やしにした。私費視察旅行で行ったところは、シリコンバレー、ニューヨーク、ロンドン、パリ、シンガポール、クアラルンプール、ジャカルタ、バンコク、台北、香港、深川、マニラ、北京、上海、イスラエルである。格安チケットが普及してきて財政的には助かった。
創業ベンチャーの世界では、業績が良い投資先にすら解決しなければならないことが山積している。
「顧客に商品をお買い頂く」という経済活動がすべて事業の根幹だ。顧客は誰なのか、商品はどうあるべきか、経営者は命がけでこのことに集中している必要がある。
経営者は人である。その人が顧客に商品を提供する事業を準備し、実現しようとしている。その原点には経営者の人として心に抱かれた未来イメージがあり、実現しようとする情熱がある。そういう意味で、事業の成否はすべて経営者の心の中にあるといって過言ではない。
「顧客の現実の存在に対して商品を企画すること」に成功せずして、事業の成功はあり得ない。顧客とは誰で、どのくらいの世の中に居て、それはどんな生活を送っている人、または会社なのだろうか。その人または会社は、当社の商品を購入するのだろうか。想定顧客が存在し、想定顧客が満足する様な商品を企画開発出来ているかどうか。
商品を企画するときこういう問いかけでもよいだろう。「ダダだったら、開発した商品を実際、顧客は喜んで今すぐ使い続けますか」。ダダでも使う顧客が居ないモノを、お金を出して使ってくれる奇特な人は世の中に居ない。いっぱいいますよと言うなら、一週間以内に使って喜んでいる商品のユーザーを目の前に連れて来て、使用した感想を聞かせて欲しい。
失敗の中でも最悪の失敗は、失敗を認識しない失敗だ。起業家の失敗を投資家ベンチャーキャピタルや景気、政府のせいにしているような起業家は、自らの犯した失敗から何も学ばず、せっかくの成功への学習という財産を、みすみすドブに捨て続けている起業家だ。頭を丸め、当面瞑想が必要である。
新しいことにチャレンジすれば、それだけで失敗はつき物である。途中のチャレンジ結果の失敗は、最終的な失敗ではない。問題は挑戦した結果の失敗を直視し共有する勇気と、改革の機会とタイミングを逃がさないこと。そしてそこから何かを学び取り、最後まで成功を信じ諦めないこと。起業家精神の最も重要な要素だろう。
ベンチャーキャピタリストとしては、この4つが最も充実した起業ベンチャーに投資すべきである。
未来に向かって困難を乗越える、経営陣の起業家精神
社会貢献する強力なマネージメントの仕組み、幹部人材およびファイナンスの構成
世界に実在する情報不完全な他人たる顧客に、競争状態かつ、未成熟市場環境の中、ピカッと光る未来商品を提供するイノベーション
ボトルネックのない合理的な運営オペレーション
1人の企業家の周りには、10人の企業家がいる。一人と信頼関係が出来ると、数珠つなぎで経営者人脈が出来る。経済社会の中では、悪い関係も連鎖しているが、良い関係も連鎖しがちだ。
創造性、新規性の高い活動は、少数派であるがゆえに必然的に創業ベンチャーにこそ期待される。
正しい商品を正しい顧客に正しい方法で売らなければ事業が成功する訳が無い。そのためにも商品サービスが開発され完成する過程の初期顧客への販売実験の学習過程はとりわけ重要である。
いかなる成功も、経済の世界が変わる潮に乗らないと実現は出来ない。だから変化に注目する事が大切だ。
私の知る限り、成功する起業家は例外なく、様々な事に興味を持ち、学校を卒業した後も毎日よく勉強している。
成功する事業家は常に慎重である。
少数の気付いた人が多数を説得して時代が動くのではない。少数の人が自分達を支援してくれる少数の人と結びついてフロンティアをブレークスルーすれば、時代は前に進む。
冷酷なライバルが出現した時に乗り越えられるように考えられた事業計画をつくることが大切だ。
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