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遠藤功の名言116件

持って生まれた才能で、ユニークなアイデアを次々に生み出す人も稀にはいる。しかし、多くの凡人は日頃の鍛錬なしにはナレッジワーカー(知識労働者)にはなりえない。その第一歩は、感じる力、すなわち「感知力」を磨くことである。ナレッジワーカーとは新たな知恵やアイデアを生み出すことができる人材のことである。そして、知恵やアイデアの源泉は、人間の持つ感じる力である。
何かを感じれば、そこから頭が回り始める。なぜこうした事異象が起きるのか、なぜ変化しているのか。何も感じなければ、問題意識は生まれず、思考は始まらない。
何かを感じ、気づくことが起点となり、問題意識が生まれ、疑問を持ったり、「なぜだろう?」と考え始める。そして、それが自分にとっての新たな「発見」となり、「発想の芽」となる。
観察対象を変えることによって、新たな刺激を得ることもできる。私はできるだけ同じ道を通らないようにしている。いつも降りる駅のひとつ手前やひとつ先で降りて、歩くこともよくある。電車ではなく、バスに乗ることもある。こうした行動は、異なる環境に身を置くことで、異なる観察対象と出会い、異なる刺激を得ることが目的である。アンテナを高くすることも大事だが、対象物がいつも同じでは、同じものしか知覚できない。
今、伸びている企業に共通する点の一つは「ミドルがイキイキしている」こと。業績の良い企業では必ずと言っていいほど、30代から40代のミドル世代に活躍のチャンスと大きな権限を与え、本人たちもノビノビと仕事をしています。
大胆に機会と役割を与えれば、個人の能力は一気に伸びます。もちろん失敗もあるでしょうが、元気なミドルたちにはそれを乗り越える突破力がある。さらに、この世代が活躍するのを見た20代の若手たちが、「俺もやってやろう」と影響を受けるので、組織全体が活性化していくわけです。
すでに経験や実績を積んだ人なら成功できるのかといえば、そうでないことは日本企業の現状を見れば明らかです。「経験のない人間だからこそ、挑戦させるのだ」と会社全体が意識を変え、若い力で未来を切り拓いていくことが必要です。
「企業の躍進にはイノベーションが不可欠」とよく言われますが、正直、私はこの言葉に少々食傷気味です。イノベーションが大事なのは確かですが、口で言うほど簡単なものではありません。そもそも、最近のヒット商品に真の意味で「イノベーション」と呼べる商品など、どれほどあるでしょうか。むしろ競争力を高めるのは、ちょっとしたこだわりや工夫だったりするのです。
商品がコモディティ化するほど、微差が大きな強みになる。隣の商品と99%は同じでも、「この手触りはちょっと違うな」「この香りは他にはない」という残り1%の違いが、「買う・買わない」を決める。微差こそが決定的な差となるのです。
自分の頭で考え、創意工夫しながら知恵を生み出す「ナレッジワーカー」が現場にいなければ、微差は生み出せません。
どうしたら、自分の頭で考え創意工夫しながら知恵を生み出す「ナレッジワーカー」を生み出せるのか。その一つの方法が、「現場への権限委譲」です。
私は32歳のときに、大手電機メーカーから外資系コンサルティング会社へ転職した。今思えば、これが人生の転機だった。成功するという確証はまったくなかったが、「外から会社を変える」という仕事に魅力を感じ、挑戦したいという渇望を抑えることができなかった。それ以降、会社は三度転じたが、コンサルタントという仕事を25年も続けている。プロ野球やサッカーの選手がチームを変えるように、自分が最も活躍できる「場」を求めて、移っただけだ。
大手電機メーカーに勤めていた頃、「大組織という庇護の下で自分の好きな仕事を選ぶ」なんていう考え方がいかに甘いかを痛感した。サラリーマンという「安定」を求めたのであれば、「やりがい」という自己欲求はある程度犠牲にせざるをえないのが現実だ。仕事を選択する際の基準である「やりがい」「安定」「報酬」の三要素はトレードオフの関係にある。
仕事で成果を挙げ続けるためには、仕事の「価値の進化」を常に意識し、自らの能力やスキル、知識を継続的にブラッシュアップしなければならない。
仕事は時代の要請とともに変わっていくものである。新しく生まれる仕事もあれば、消えてなくなっていく仕事もある。なくならないまでも、仕事の価値が目減りするものもあれば、逆に高まるものもある。
私が経営コンサルタントという仕事を25年も続けることができた要因のひとつは、まだ未成熟段階の仕事を選択したことにある。未成熟にリスクは付き物だが、だからこそチャンスも大きい。仕事を選択するうえで、「成熟度」の吟味はとても重要である。
「仕事師」として生きようとすれば、仕事の「技」を常に磨き続けることが不可欠。
若い人は、接待なんて古くさい、意味のないものだと思っているかもしれません。しかしそれは大きな勘違いです。どんなビジネスでも決め手となるのは信頼関係。頭の善し悪しで仕事が決まるわけではありません。信頼関係を築くには、自分を知ってもらい、自分を売り込まねばなりません。接待の場はその最大のチャンス。つまり接待とは、会議室では築けない深い人間関係を構築する場なのです。会社のお金で飲食する場だと思っていたら大間違いです。一方で、だからこそ厳しい場でもあります。その人の人間性やセンスがさらけ出されてしまいます。中途半端な接待なら、やらないほうがマシです。
接待の際にはまず大前提として、「相手の貴重な時間をいただいているという意識を持つ」ことです。会食の時間が2時間だとすれば、相手は別のことに使えたその2時間を、自分たちのために割いてくれている。それに対する感謝の気持ちです。
偉い人ほど決まって時間より早めにいらっしゃるもの。だから私は必ず15分前、できれば30分前には到着するようにしています。遅刻は言語道断ですが、早く着いていれば、事前に座る場所をチェックして、下座のほうが景色が良いからあえて下座に座っていただく、などの工夫もできるというものです。
接待をする以上、相手の印象に残らなければ意味がありません。その際に大事なのは「I CARE YOU」の精神。相手の目線に立ち、「気を遣ってもらっているな」ということが相手にさりげなく伝わるよう準備をすることです。店選び、料理選び、酒選び、手土産選び、すべてこの「I CARE YOU」が基本です。だからこそ、事前リサーチは必須です。私も初めての方を接待するときは必ず、相手の好みをリサーチします。その方の秘書に連絡を取って、好みや酒量などを確認します。
接待に対する大きな誤解のひとつに「自分の好きな店に連れていけばいい」というものがあります。もちろん、接待に使える自分のなじみの店を作っておくことは大事です。ただ、あくまで大事なのは相手目線。たとえば、酒が飲めない方をこだわりの銘酒の店に連れていっても先方は喜びません。そして、店を選んだら再び秘書の方に「この店に行ったことがありますか」と聞いたうえで決定することが必要です。
相手との会食が2、3回と繰り返されるようになったら、「サプライズ」を織り込むことを考えるべきでしょう。先日私はあるグルメな社長を、五反田の小さな、知る人ぞ知る焼き鳥の店にお連れしました。有名店は知り尽くしているので、あえて「外して」みたのです。まさに赤提灯という言葉がふさわしい店でしたが、社長は喜んでくれて、以後、顔を合わすたびにそのときの話になります。店選びそのものがサプライズなのです。
接待離れと言われる昨今、記憶に残る接待を演出することで差をつけることもできます。接待とは気配りであり、センスであり、その人そのもの。上手な接待ができる人こそが「仕事ができる人」なのです。
今の現場が昔とは様変わりしていることを理解していない経営者が多い印象がある。現場は疲弊しつつも、ギリギリのところで耐えて何とか頑張っている。かつて優秀だった現場が平凡以下になっているならば、それはマネジメントの責任だ。
大切なのは「微差」を追い求めることだ。トヨタのカイゼンもいわば微差の積み重ねだ。現場では微差こそが決定的な差になる。ノーベル物理学賞を受賞した中村修二氏の青色LED(発光ダイオード)開発にしろ、東レの炭素繊維にしろ、小さな努力を積み上げた結果生まれた。
会社の縦の関係こそが人を育てる装置だ。中間管理職がいてこそ経営者の思いが現場に伝わる。一時期流行した「フラット化した組織」では、誰も人を育てなくなる。
英語が使えないという日本人の最大の問題点は、英語が上手か下手かということではなく、相手とコミュニケーションを取ろうとする「姿勢」を示せていないことでしょう。
いくら英語がペラペラでも、コンテンツを持たない薄っぺらな人とは誰も話したいとは思わないでしょう。日本人としての意見をしっかりと持つことのほうが、綺麗な発音にこだわるよりも重要だと私は思います。
日本人は、とかくネイティブのような完璧な英語を話そうとして挫折する傾向にあります。私に言わせれば、努力の方向が間違っているのです。今さらネイティブのようにペラペラ話せるようになるのは無理な話です。使える英語で必要なのは、コミュニケーションを取ろうとする「姿勢」、研ぎ澄まされた「コンテンツ」、伝えるための「ツール」としての英語なのです。
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