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宮坂学の名言67件

潰れそうな会社ではないので「危機感を持て」と言っても社員たちはなかなか持てなかったと思います。にも関わらず「すべてを変えろ」と言われて社長を引き継ぎ、本当にガバッと変えている。普通ではあまりないことなので、戸惑いがあって当然だと思います。
現在の収益は広告とコマースでほとんど説明できます。このいずれもが2ケタ成長する巨大な市場なので、新しいことをまったくやらなくても、この2つの事業が2ケタ成長を続けていけば、7年で2倍になるわけです。ただギリギリで達成するような目標だと余裕がない。だから成功の確度はわからなくても、金融事業とか、ゲームを作るとか、全然違う事業もやります。
ヤフーという会社はもともと「世の中の課題をITで解決できるということを信じる人が集まる場所」でした。それが、事業が多角化する中で、目的や課題を明確にして取り組む姿勢が薄れてきていました。成長率も「景気が悪いから1ケタで仕方ないよね」という空気が社内全体に流れていた。本来であれば、儲かるからやるというより、社会の課題を解決するためにやる。そのためにお金がいるので、しっかり儲けよう、という話になります。そうあるべきだし、これからもそうありたいと思っています。
できないのに「やるやる詐欺」のようにやっているふりをするのはやめよう。
圧倒的にお客さんに使ってもらえる「オンリーワン」のものを作ろうと決めました。そして、自分たちの力でそれができない時には「最強タッグ」を組めるパートナーと組んでいこう、と。
今年は失敗とどうつき合うのかを問われる1年になるでしょう。失敗したことに対する経営陣の社内への発信も重要です。爆速、爆速と言われ、挑戦させられ続けたのに、撤退する時に叱責しすぎてしまっては、社内のモチベーション低下につながりかねません。
基本的に人は何かを表現したい生き物。もし、会社の中で自分を十分に表現できていない人がいるとすれば、それは会社の問題です。入社する時は皆キラキラした顔で志望動機を言います。それが何年か経って、現実に打ちひしがれて、やる気がなくなっていく。
組織というのは、1人か2人はほんわかした人がいるわけですよね。水戸黄門で言えば、うっかり八兵衛みたいな。アタッカーは大切ですけど、接着剤になっている人も大事なので、そういう人にも光を当てることを心がけています。
Yahooショッピングの手数料無料化で失うのは全社の売上の3%程度。とはいえ、100億円近い金額になりますので、両輪のうちのひとつである広告がしっかり稼げている今、軌道修正するべきと思いました。同様のモデルは中国アリババグループの淘宝網(タオバオ)が成功していることは知っていましたが、ヤフーの規模でそれをすると失うものが大きいため逡巡していました。しかし、僕らの強みは広告事業ですから、もう一度ECを広告として捉え直し、我々にしかできないECをやろうと考えたのです。
Yahooショッピングの出店者に対する手数料を無料化したことについて語った言葉
アマゾンや楽天を意識しないと言えば嘘になります。しかし、今までのヤフーは意識の仕方が間違っていました。先行する優れた企業を見て真似ばかりしていた。比較表を作って、○×を記入して、全部○になったら勝てるだろうみたいな、ありがちなことをやっていたんです。でも、本家は本家ですごいわけです。
僕らにとって大事なことは、出店者がどれだけ儲かるか。出店者が儲けて初めて広告が出るわけですから、様々なサイトに出店して売上を増やしてもらう必要がある。
ヤフーのサービスは、日本のネットサービスで最初に作られたものが多い。つまり、一番先に老朽化します。ドッグイヤーとも言われますが、1年が6年分に相当するこの世界で、15年もやっていれば90歳です。「脱皮できない蛇は死ぬ」わけですが、もっと自己変革をしていかないといけない。
当然、常に広告単価を上げることにはこだわります。一方、広告クライアントがなぜヤフーに広告を出すかと言うと、そこに多くのお客さんがいるからです。「広告単価が下がるからイヤだな」というのではなく、「サイトを訪れるユーザーをしっかり魅了しなくては」ということを第一義に考えます。多くの顧客を持っているヤフーだからこそ出稿してくれるわけで、クライアントは、その魅力がなくなったヤフーに用はないと思います。
現状の課題は、これからのヤフーを支える「新しい井戸」をどう掘るか、です。これまでは前経営陣の掘った井戸の水を飲むだけでよかった。同じ経営者の立場になり、井上さんの用意していた戦略の確かさに、たびたび驚かされます。これからは私たち新経営陣が「新しい井戸」を用意しなければいけません。
私は「状況の察知」「意思決定」「実行」の3つを速くしようといっています。このうち改善の余地が大きいのが前の2つです。大企業は往々にして状況の察知が遅い。さらに意思決定の場が週一度の定例会議だとすると、一度遅れただけで一週間の遅れになってしまう。「実行」を縮めるだけだと負担が大きいと思いますが、その手前を縮めることは無理がないと思います。「とにかく速く動けばいい」という意味ではないので、取引先に「爆速でお願いしますよ」といわれると励みになる一方で、複雑な気持ちになります。
社長業は部下からたびたび判断を求められます。サッカーでは、自分たちから動くのではなく、相手の動きに合わせて対応するプレースタイルを「リアクションサッカー」といいますが、そんな状況でした。組織のペースにあわせていると、それだけで一週間が埋まってしまう。これでは社長として生み出せる付加価値が少なすぎると思い、最近ではこちらから動いて予定を組むようにしています。自分がボールを持っている時間をつくるように意識しないと、「考える時間」は確保できません。
社長の仕事の半分以上は「聞く時間」です。このパフォーマンスをいかに高めるか。ひとつの工夫は「一対一」で話を聞くこと。新体制では「ワン・オン・ワン」という制度を導入しました。部下のいる上長は、週一回必ず、部下と一対一で30分間ミーティングをする。私を含む役員全員も参加しています。
毎週1回必ず部下と一対一の30分ミーティングを行います。毎週30分をさくことは無駄なコストに見えるかもしれませんが、職場で上司と部下が一対一で話す機会は意外とない。人間は機械のようには動かず、そこには感情が影響します。顔と名前が一致して、「この人は話を聞いてくれる」という関係があって初めて、チームワークで仕事ができると思います。
ヤフーはポータルサイトからメールサービス、ネット通販、スマートフォンアプリなど、さまざまな事業を手がけていますが、創業社長の井上と違って、私には経験のない事業がいくつもある。この未経験の空白を埋めるために、できるだけ現場の声を聞くようにしています。
「部下の話を聞く時間」のパフォーマンスを高めるためには、しっかり寝ることが重要です。睡眠不足の状態では、喋り続けることはできても、聞き続けることはできません。また仕事の話は、面白い話題ばかりでもないですし、ドラマチックなことがあるわけでもない。それでもじっくり聞かなければいけないので、寝ることが一番の仕事だと思って、7時間は睡眠に充てるように気をつけています。
以前は会社から自宅まで走って帰ることもありました。リュックに荷物を入れて、会社から家まで13キロぐらいを走るんです。電車で帰ると、仕事のテンションが途切れないため、帰宅しても仕事のことを考えて寝られないことがある。これが走って帰ると、走っているうちに考えることが面倒になり、帰宅後は心地よい疲労ですぐに寝られる。うまく切り替えられるので、おすすめですよ。
社員の努力のおかげで業績は「2ケタ成長」に戻った。チームの単位を小さくし、現場への権限委譲を進めたことで、意思決定が速くなった。このためサービスや業務プロセスがスムーズに改善できるようになり、マネタイズの効率が上がった。
今年は「10倍」をひとつの目標にしている。2割、3割という改善はありふれている。「!」なサービスとは、何かしらの点で、10倍以上の大きな変化を生み出すものだ。10倍速い、10倍安い、10倍多い、10倍大きい、10倍簡単、10倍使いやすいという変化を。
サービスのつくり方には、「ゼロ」から「1」をつくる天才的なひらめきによる発明と、「1」を「10」にする秀才的な努力によるイノベーションの2種類がある。前者は難しいかもしれないが、後者は努力次第で可能だと思う。
自分一人の力では足りないので、チームで動くことが大事だ。井上(雅博)さんは創業社長としてヤフーの全事業に携わった経験を持ち、あらゆる領域で自分の中に答えを持っていた。私は全事業に携わった経験はない。そこはチームの力で補わなければいけない。
これまでは思い切って飛べるジャンプカが必要な局面だった。いまの経営陣は、何も考えずにスマホヘと突き進めるメンバーだ。この状況ではベストだが、事業が落ち着いてくれば、また違ったタイプが必要になるかもしれない。自分を含めて適材適所でやっていく。
孫(正義)さんから学んだことはたくさんあるが、一番は執念、執着心だ。絶対によくしたいとか絶対によくなるという底抜けの楽観論。普通の人からみると無理じゃないかと思うようなことでも、頑張れば絶対にできると彼は信じている。
問題を直視し、危機感を持つことは重要だが、それだけでは気持ちが暗くなる。だから「俺たちは強い」と信じてやることが大事だと思っている。
不便、不安、不満。そんな「不」のつく課題を解決したい。ヤフーにはユーザーと取引先という2種類の顧客がいる。取引先の課題は集客、販売。ユーザーの課題は情報不足。それらをインターネットを使って解決していく。
私はネットの可能性を信じている。ネットで発信する人を増やし、ネットの価値を高めることで、より多くの課題が解決するはずだ。「EC革命」の背景にも、ネットで物を売る人が増えることで、ネットの価値を高めたいという考えがある。
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