モーゼ(Moses)は、旧約聖書に登場する人物で、古代イスラエルの民族指導者、預言者、として知られています。彼はエジプトのヘブライ人家族の子として生まれ、ナイル川に流されましたがファラオの娘に拾われて大切に育てられました。
成長後に神の命令によって奴隷状態のヘブライ人をエジプトから連れ出す使命を受けたモーゼは、エジプトから脱出したヘブライ人たちを率いて、シナイ山で神と会い、十戒を受け取りました。また、彼は聖書の最初の五書(創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記)の著者としても知られています。
モーセの物語は、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教など、多くの宗教にとって重要なものであり、彼の功績は非常に高く評価されています。
そんなモーゼの心に響く名言や格言などをピックアップしてお届けします。
モーゼのプロフィール
モーゼ、モーセ、モーゼス、ムーサーと呼ばれる。
モーゼは、神が選んだ指導者の一人であり、彼は神の意志を伝える預言者でもありました。彼は神に導かれ、シナイ山で神と会い、十戒を受け取りました。また、彼は聖書の最初の五書(創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記)の著者としても知られています。
モーセは、神の指示に従って、エジプトから民を導いて脱出し、約40年間荒野を彷徨いました。彼は、神から律法を授かり、それをユダヤ人たちに教え、彼らの指導者として機能しました。彼はまた、神からの指示に従って、約束の地カナンについての偵察を行い、ユダヤ人たちをその地に導くために努力しました。
約束の土地にたどり着いたがモーセは神の指示を忠実に守らなかった過去があり、約束の土地を目前にして、ヘブライの民はそこに入ることができてもモーセはそこに入ることが神から許されず約束の地の手前で世を去ったといわれています。
モーセの十戒(Ten Commandments)は、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教など、多くの宗教において重要な戒律となっています。
以下が十戒の内容です。
- 「わたしは主あなたの神である。あなたは、ほかに神を持ってはならない。」
- 「偶像を造ってはならない。また、天にあるもの、地にあるもの、水の下にあるもののどれにも、ひれ伏してはならない。それらを拝んではならない。」
- 「主の名をみだりに唱えてはならない。」
- 「安息日を守って、聖としく祝わなければならない。」
- 「父と母とを敬い、あなたがたの神、主が与えられた地で長く生きなければならない。」
- 「殺してはならない。」
- 「姦淫してはならない。」
- 「盗んではならない。」
- 「偽証してはならない。」
- 「隣人の家をむさぼってはならない。隣人の妻、男女の奴隷、牛、ろば、なんでも、あなたの隣人のものをむさぼってはならない。」
これらの戒律は、ユダヤ教の律法に基づくものであり、信仰、礼拝、道徳、社会的規範に関する内容が含まれています。
1~4が神と人との関係に関する戒律、5~10が人と人との関係に関する戒律となっています。
十戒は、人々が神に対して忠実であること、そして他人に対しても正しい行動をとることの重要性を教えています。
モーゼ 名言 格言集
- わたしはあなたの主なる神である。
- わたしのほかに神があってはならない。
- 偶像を造ってはならない。
- 主の日を心にとどめ、これを聖とせよ。
- あなたの父母を敬え。
- 殺してはならない。
- 姦淫してはならない。
- 盗んではならない。
- 隣人に関して偽証してはならない。
- 隣人の妻を欲してはならない。
- 隣人の財産を欲してはならない。
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