ベンジャミン・フランクリン(Benjamin Franklin、1706年1月17日 – 1790年4月17日)は、アメリカ合衆国の政治家、発明家、作家、印刷業者など多岐にわたる分野で活躍した人物です。彼はアメリカ独立宣言の署名者の一人として知られ、アメリカ合衆国建国の父の一人として讃えられ、アメリカ合衆国建国の重要な人物として歴史に名を刻んでいます。
また、人生・哲学・自己啓発について綴った『フランクリン自伝』はアメリカのロング・ベストセラーの一つでもあります。
そんなベンジャミン・フランクリンの心に響く名言や格言などをピックアップしてお届けします。
ベンジャミン・フランクリンのプロフィール
名前 | ベンジャミン・フランクリン |
生年月日 | 1706年1月17日 |
没年月日 | 1790年4月17日(84歳) |
出生地 | アメリカ マサチューセッツ州ボストン |
死没地 | アメリカ ペンシルベニア州フィラデルフィア |
職業 | 政治家・外交官・著述家・物理学者・気象学者・発明家 |
主な発明品 | 避雷針・ストーブ・遠近両用眼鏡・グラスハーモニカなど。 また、サマータイムの考案。 |
ベンジャミン・フランクリン 名言 格言集
- 今日という一日は、明日という日の二日分の値打ちがある。
- 今日できることを明日に延ばすな。
- 知識に投資することは、常に最大の利益をもたらす。
- 愚者の心は口にあるが、賢者の口は心にある。
- 成功が多くの人をだめにした。
- 教育のない天才は、鉱山の中に埋まっている銀のようなものだ。
- 小さなことでも見落とすな。ほんの少しの水漏れから、大きな船は沈んでしまう。
- 貧乏であることは恥ずかしいことではない。貧乏を恥ずかしいと思っていることが恥ずかしいことである。
- 何であれ、怒りから始まったものは、恥にまみれて終わる。
- 愛されたいなら、愛し、愛らしくあれ。
- 言い訳の上手い男は、他に得意なものがないことが多い。
- 憲法が与えてくれるのは幸福を追求する権利だけだ。幸福は自分の力で掴まなくてはならない。
- 早寝早起きは、健康、富裕、賢明のもとである。
- 足を滑らせてもすぐに回復できるが、口を滑らせた場合は決して乗り越えることはできない。
- 不満を持っている人間には、安楽な椅子は見つからない。
- 老いた若者は、若い老人になる。
- 死んだとき忘れられたくなかったら、読まれるにたる物を書くか、書かれるにたることをしろ。
- 神が病を癒し、医者が料金を取る。
- 良い戦争や悪い平和なんてあったためしがない。
- 君の失敗を友人に告げること、それが友人を大いに信頼するということだ。友人の失敗を友人につげるより、より偉大な信頼なのだ。
- 他人に対して善を行っているとき、人間は自己に対して最善を行っている。
フランクリンの十三徳
フランクリンの十三徳とはべンジャミン・フランクリンが自己啓発のために定めた13のリストです。
このリストを道徳的で模範的な人間となるため、また人格の向上と成功に必要と考えました。
フランクリンはこれらの美徳を毎週一つずつ取り組むようにし、自己改善のために努力しました。
1.節制 飽くほど食うなかれ。酔うまで飲むなかれ。
2.沈黙 自他に益なきことを語るなかれ。駄弁を弄するなかれ。
3.規律 自物はすべて所を定めて置くべし。仕事はすべて時を定めてなすべし。
4.決断 なすべきをなさんと決心すべし。決心したることは必ず実行すべし。
5.節約 自他に益なきことに金銭を費やすなかれ。すなわち、浪費するなかれ。
6.勤勉 時間を空費するなかれ。つねに何か益あることに従うべし。無用の行いはすべて断つべし。
7.誠実 詐り(いつわり)を用いて人を害するなかれ。心事は無邪気に公正に保つべし。口に出だすこともまた然るべし。
8.正義 他人の利益を傷つけ、あるいは与うべきを与えずして人に損害を及ぼすべからず。
9.中庸 極端を避くべし。たとえ不法を受け、憤りに値すと思うとも、激怒を慎むべし。
10.清潔 身体、衣服、住居に不潔を黙認すべからず。
11.冷静 小事、日常茶飯事、または避けがたき出来事に平静を失うなかれ。
12.純潔 性の営みは健康ないし子孫のためにのみ行い、これにふけりて頭脳を鈍らせ、身体を弱め、または自他の平安ないし信用を傷つけるがごときことあるべからず。
13.謙譲 イエスおよびソクラテスに見習うべし。
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