廣池千九郎　名言格言集｜モラロジー提唱者の心に響く言葉一覧

廣池千九郎（ひろいけちくろう、1866年3月29日 – 1938年6月4日）は、日本の法学者、歴史学者、教育者、宗教家で、モラロジー（道徳科学）の提唱者として知られています。

そんな廣池千九郎の心に響く名言や格言などをピックアップしてお届けします。

廣池千九郎のプロフィール

学歴と初期の経歴:
- 廣池千九郎は、1866年に生まれました。彼は中津藩の洋学校・中津市学校で教育を受けました。
- 初期には歴史家として活動し、論文や書物を執筆しました。
法学の学習と教育職:
- 後に法学を学び、早稲田大学で講師として教鞭をとりました。
- 神宮皇學館でも教授として働きました。
古事類苑への貢献:
- 廣池千九郎は、国家的事業である『古事類苑』（日本の古事に関する大百科事典）の編纂に携わりました。
モラロジー（道徳科学）の提唱:
- 1928年に『道徳科学の論文』を著し、「モラロジー（道徳科学）」という概念を提唱しました。
- この論文において、倫理や道徳について科学的に研究し、教育に応用する重要性を強調しました。
「三方よし」の教え:
- 廣池は「三方よし」の教えを説き、この言葉を初めて用いた可能性が高いとされています。この教えは、個人の幸福、社会の幸福、世界の平和を調和させる考えを表現しています。
道徳科学専攻塾の設立:
- 1935年、廣池はモラロジーに基づく社会教育と学校教育を行う道徳科学専攻塾（後の公益財団法人モラロジー研究所、学校法人廣池学園）を千葉県柏市に設立しました。

廣池千九郎は、道徳と倫理の研究に尽力し、その思想や教育活動によって多くの人々に影響を与えました。彼の業績は日本の教育や道徳教育において重要なものとされています。