アンリ・ラコルデール　名言格言集｜ノートル・ダム大聖堂の説教家の心に響く言葉一覧

アンリ・ラコルデールは最初、弁護士としての道に進みましたが、フランス、カトリックの聖職者・思想家、フェリシテ・ド・ラムネーの著作に触れたことで神学の道に転じました。

そんなアンリ・ラコルデールの心に響く名言や格言などをピックアップしてお届けします。

アンリ・ラコルデールのプロフィール

ラコルデールは1824年にパリの神学校に入学し、1827年に司祭となりました。

1830年には、ラムネが指導する自由主義的な雑誌『未来』に参加しました。しかし、1832年にラムネとの思想的な対立から雑誌から排斥されました。

その後、1835年からは自由主義的な傾向を取り入れ、ノートル・ダム大聖堂での説教において大成功を収めました。

1838年にはローマに渡り、ドミニコ会に入会しました。以後、フランスの再教化を目指してドミニコ会の再導入に尽力しました。

その後はソレーズで教育のためのドミニコ会施設を創立し、その発展に努めました。1860年にはフランスのアカデミー会員に選ばれました。

ラコルデール神父はキリスト教の信仰に立脚しながら自由を追求し、フランスの知的分野に大きな影響を与えました。彼の思想は社会正義や教育の重要性に焦点を当て、19世紀のフランス社会における知識人の間で大きな関心を呼びました。