『進撃の巨人』(しんげきのきょじん、英語: Attack on Titan)は、諫山創による日本の漫画作品です。
この作品は、壁に囲まれた世界で人類が謎の巨大生物「巨人」に脅かされる様子を描いています。
物語は壁内の街「シガンシナ」を襲った巨人によって主人公エレン・イェーガーの母親が殺され、それをきっかけにエレンたちが巨人との戦いに巻き込まれていく様が描かれます。
この作品は大きな反響を呼び、世界中で人気を博しました。アニメや小説、ゲーム、映画など、様々なメディアで展開され、多くのファンを惹きつけています。
このページでは、進撃の巨人における主要キャラクターの一人「ジーク・イェイガー」の名言をいくつか紹介していきます。
ジーク・イェイガーのプロフィール
声優 | 子安武人、山下大輝(少年) |
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役柄 | 「獣の巨人」の巨人化能力者 |
備考 | 「マーレの戦士」戦士長 |
「獣の巨人」の巨人化能力者。身長183cm、体重92kg。大柄な体格の男性で、眼鏡をかけて髭を生やしている[注 90]。当初は「獣の巨人」として登場し、のちに本当の姿を現した。
「マーレの戦士」戦士長で、ライナーたちの兄のような存在であると同時に「実力で作戦を実行する者たちのトップに立つ男」である。つかみどころのない性格をしており、常に余裕綽々の態度を取るが、敵に対しては冷酷で容赦のない一面もある。前任の「獣の巨人」継承者のクサヴァーから受け継いだ遺品の眼鏡と優れた投擲技術を持つほか、自身の脊髄液を注入されたエルディア人を「叫び」で巨人化させて操る独自の特殊能力を持っている。
作中では、パラディ島上陸後はラガコ村住民を無垢の巨人に変えたのち「獣の巨人」として各地を偵察。その後、シガンシナ区まで逃げ延びてきたライナーとベルトルトに合流し、実力で従わせたのち、シガンシナ区で調査兵団を迎え討つ。砕いた岩を散弾のように投げ放つ強力な投石でシガンシナ区外にいた調査兵団を一瞬で壊滅させるが、リヴァイの奇襲に遭い敗北。その後、駆けつけた車力の巨人に助けられ、生き残っていたライナーを連れて撤退した。
その出自はグリシャと王家の末裔であるダイナの間に生まれた、王家の血を引くエルディア人で、エレンの異母兄。両親からの洗脳じみた教育のもと「マーレの戦士」になるように育てられたが自身はそれを望んでおらず、両親の期待に応えなければならない重責に苛まれていた。7歳になった時、マーレに復権派の存在が感付かれていることを知り、自身と祖父母を守るためやむを得ずマーレ政府に両親を告発。この行為によるマーレへの忠誠心と、自身の秘めたる王家の力によって「驚異の子」と呼ばれ、マーレから強い信頼を得るに至るが、自身が受けた悲壮な体験やクサヴァーとの交流により次第に「エルディア人の平和的な絶滅」を願うようになる。
マーレ帰還後は中東連合との戦争に従軍し、ライナーら戦士隊と共に大きな戦果を上げてマーレを勝利に導く。その一方、裏では弟として想うエレンや「反マーレ派義勇兵」と共に壁内人類と通じてマーレ襲撃を計画し、マーレ遠征作戦の戦闘でリヴァイに殺害されたように装って姿を消し、調査兵団と共にパラディ島へと同行する。パラディ島到着後は、リヴァイたちの監視下に置かれたが、自爆を用いた命懸けの逃走の末に、エレンと合流。「始祖の巨人」の力で、自身とクサヴァーの悲願であった、全てのエルディア人の生殖能力を奪う「安楽死計画」を実行しようとするが、エレンに力の主導権を奪われ失敗。その後はエレンによって地鳴らしを継続させるための鍵として彼の巨人体に取り込まれたまま身動きがとれなくなる。その後「道」でアルミンと出会い、彼との対話の中で生殖だけではない生きる意味と喜びがあることに気付き、クサヴァーら過去の知性巨人継承者に調査兵団たちへの協力を促す。さらに自らエレン巨人の背骨から姿を現し、リヴァイに首を刎ねられ晴れやかな気持ちで死んでいった。
原作者の諌山は、ジークは「主人公の前に立ちはだかるライバルは主人公がなってはいけなかった姿。」「超えなければいけない兄のような存在。」といった立ち位置のキャラクターにしたいと述べている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジーク・イェイガーの名言
1 まぁ…初球は様子見で、目指すは完全試合パーフェクトゲームだ。
2 …エレン、いつかお前を救い出してやるからな。
3 戦争って、よくないよな。
4 俺だってなぁ…こんなことはやりたくなかった…。でも悲しいよ…これは戦いや争いじゃない…訣別だ。お互いを信じることができなかった。だがそれも無理はない。あんた達とはあまりにも見てきた世界が違いすぎたんだ。
5 何だよぉお、もおおお。またかよぉおぉぉおおおお。
6 …奪ってないよ…。俺は救ってやったんだ、そいつから生まれてくる子供の命を…。この…残酷な世界から…。そうだろ?
7 そうか…あれが…「道」…なのか…。
8 行こう。俺達は、ただ進むだけだよな。エレン。
9 俺は歴代の壁の王と違い、初代王の思想に染まらぬままここに到達した。そして気の遠くなる時間を始祖と共に過ごす中で…「不戦の契り」を無力化していくことに成功した。
10 世界を救う時はお前と一緒だ。
11 お前モテねぇだろ。勝手に人の気持ちをわかった気になるなよ。
12 …いい天気じゃないか …最も早くそう思ってたら…。まぁ… いっぱい殺しておいて そんなの虫が良すぎるよな…。
13 巨人になっても時々思い出すからね。
14 あとはお兄ちゃんに任せろ!
15 俺達は最悪の父親に生み出されてしまった、哀れな被害者だ。
16 俺に会いたかったんだろ? リヴァイ!俺は会いたくなかったけどなあ!
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