『白い巨塔』(しろいきょとう)は、日本の作家山崎豊子による長編小説で、社会派小説として知られています。この小説は、浪速大学に勤務する財前五郎と里見脩二という対照的な主人公を通じて、医局制度の問題点や医学界の腐敗を鋭く描いています。
この小説は山崎豊子の代表作の一つとされ、1966年に映画化された後、何度も映像化されました。
このページでは、テレビドラマ 白い巨塔の役者が残した心に響く言葉や名言をまとめていきます。
テレビドラマ 白い巨塔 概要
ジャンル | 小説・映像など |
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映像化作品 | 映画 白い巨塔 (映画):1966年 テレビドラマ 白い巨塔 (1967年のテレビドラマ) 白い巨塔 (1978年のテレビドラマ) 白い巨塔 (1990年のテレビドラマ) 白い巨塔 (2003年のテレビドラマ) 白い巨塔 (2007年のテレビドラマ) 白い巨塔 (2019年のテレビドラマ) |
原作 | 山崎豊子 |
プロローグ
食道噴門癌の手術を得意とする国立浪速大学第一外科助教授・財前五郎は、次期教授を狙う野心に燃える男である。一方、財前の同窓である第一内科助教授・里見脩二は患者を第一に考える研究一筋の男。
食道噴門癌の若き権威として高い知名度を誇る財前の許には、全国から患者が集まってくる。その多くは、著名な有力者やその紹介の特診患者など、金を貢いでくる成功者たちであった。
その卓越した技量と実績に裏打ちされた自信と、野心家であくが強い性格の持ち主である財前を快く思わない第一外科教授・東貞蔵は何かにつけて財前に苦言を呈する。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テレビドラマ 白い巨塔から誕生した名言
1 最高のときは一度だけじゃない。上り続ける限り毎日が最高とは思えないのか?(財前 五郎)
2 こうやって椅子があれば腰を下ろしたくなる。立派な椅子ならなおさらだ。(財前 五郎)
3 君がミスると患者が死ぬぞ。しかし君が死ぬわけじゃない。落ち着くんだ。(財前 五郎)
財前 五郎の名言一覧はこちら
4 君を助けたいんだ・・・。それが無理なら、せめて君の不安を受け止めたいんだ、俺が受け止めたいんだ・・・(里見 脩二)
5 医者は神様じゃない。患者と同じ人間だ。(里見 脩二)
6 君が割り切ることで医者であり続けるなら、俺は悩むという一点で医者でいられるのかもしれん。(里見 脩二)
里見 脩二の名言一覧はこちら
7 医療に絶対はない。だから医者は悩み続けなければならん。君の苦悩を私は支持するよ。(大河内清作)
8 理想というのは大いなる魂に宿るものですが、野心というのはちっぽけな魂に取りつくものでね。(東貞蔵)
9 一つの症例に徹底的に向き合う。医療の根本姿勢だ。そして、これこそが現在皆が忘れかけていることに他ならない。(大河内清作)
10 あの人は偉くならなくても正しいことができる人だわ。 偉くなりたい五郎ちゃんそれだけで負けてるんじゃないかしら。(花森ケイ子)
11 人間の欲にはきりがないのね(花森ケイ子)
12 3000人を助けても1人を死なせては許されない。 それが命というものではないですか?(関口仁)
13 女の一生は男の一生よりも長いってことですよ。(鵜飼典江)
14 私が扱うのはお酒で五郎ちゃんが扱うのは命。それだけの違いだもんね。(花森ケイ子)
15 気遣いは要らんよ、私はね、本物なら10万払ったって惜しくはないがラベルだけの粗悪品には1円だって払いたくは無いんだよ財前君。(東貞蔵)
16 未熟という言葉は何の言い訳にもなりませんのよ。男女の仲でも、お仕事の場でも。(鵜飼典江)
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